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全国では2万1千人程度の方が自殺で亡くなっています。
山口県でも毎年200人ほどの方が自殺で亡くなっています。
自殺の多くは、「自殺以外の選択肢は考えられない」状態に陥ったり、「生きていても役に立たない」という喪失感から追い詰められ、孤立した状態で起こっています。自殺に追い込まれるという危機は「誰にでも起こり得る危機」です。孤立を防ぎ、周りの人との「絆」を保つことができれば、自殺は防ぐことができると考えられます。大切な自分、大切な家族、大切な友人の命を守るためにできることをしていきましょう。
多くの場合、問題は1つではありません。さまざまな問題が複合的に連鎖しています。
(厚生労働省「職場における自殺の予防と対応」より)
心の病気かもしれないときは医療機関への受診を勧めましょう。別の問題の場合は適切な窓口を紹介してあげてください。
自分で解決できない問題や悩みを抱えているときに誰かに助けを求めて支援してもらうことは、重要なストレス対処法の1つです。「弱みを見せたくない」等と考えるのは間違いです。助けを求めることは、大切な「生きる力」です。
主な相談窓口一覧のチラシはこちらをご覧ください [PDFファイル/1月15日MB]
こころの緊急対応リーフレット [PDFファイル/7.97MB]
大切な方を自殺で亡くされたご遺族が、自身の体験や想いを安心して語り合い、わかち あう場です。
日 時: 毎月第3土曜日(8・12月を除く) 午後1時30分~3時30分 (受付)午後1時~1時30分
※ 終了後、希望者によるフリータイムを設けています。
場 所: 山口県福祉総合相談支援センター(山口市吉敷下東4丁目17番1号)
参加費: 無料
問い合わせ :山口県精神保健福祉センター(福祉総合相談支援センター内) (TEL 083-902-2672)
◇初めて参加される方は、電話でお問い合わせください。
令和7年度自死遺族の集い「わかちあいの会」のご案内のちらしはこちらをご覧ください [PDFファイル/753KB]
自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことで、言わば「命の門番」とも位置付けられる人のことです。
大切な命を自殺で失わないためには、身近な人のこころのsosに気づいたり、寄り添ったりする「こころのサポーター」の存在が重要となります。
まずは、寄り添い、話を聴き、専門の相談機関につなげる支援を一緒に身につけてみませんか。
※こころのサポーター養成講座は毎年開催しています。開催日時については、広報、ホームページでお知らせをします。
市が行っている出前講座の中でこころの健康に関する講座が入ってます。
講座に興味のある方は健康増進課までご連絡ください。
「こころがモヤモヤ、イライラ、苦しいとき・・・。あなた一人でかかえこまないでください。
それはあなたのこころが、イヤな気持ちでいっぱいになってしまうのが心配だから。
そんな時こそ、まわりの人に話をきいてもらいましょう。必ず、苦しいこころが楽になります。
そしてあなたの大切な人が苦しそうと感じたら声をかけてお話しをゆっくり聞きましょう。」
御守りに載せている相談先 [PDFファイル/153KB]
御守りに載せているこころのモヤモヤ攻略法 [PDFファイル/90KB]
こころの耳 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト(別ウインドウで開きます)