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予防接種を受けるときは健康状態に十分気をつけ、できるだけ標準的な接種年齢のうちに済ませましょう。
予約が必要な場合がありますので、医療機関にお問い合わせください。
対象年齢外で接種された場合の料金は、実費となりますのでご注意ください。
令和5年4月から子宮頸がんワクチン「シルガード9(9価HPVワクチン)」が「サーバリックス(2価HPVワクチン)」「ガーダシル(4価HPVワクチン)」に加えて定期接種として公費で受けられるようになりました。
令和5年4月から、これまで生後3か月から接種することとなっていた4種混合ワクチン(ジフテリア、百日せき、破傷風、急性灰白髄炎(ポリオ))が生後2か月から接種できるようになりました。
対象者 |
標準的な接種期間 |
受け方・回数 |
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生後1歳に至るまで |
生後2~9か月に達するまでの期間 |
3回 (2回目の接種は27日以上、3回目の接種は1回目接種から139日以上間隔をあけます。) |
●注意事項
※母子感染予防のため抗Hbs人免疫グロブリンと併用してB型肝炎ワクチンの接種を受ける場合は健康保険が適応されるため、定期予防接種の対象外となります。
対象者 |
標準的な接種期間 |
受け方・回数 |
---|---|---|
1期初回 |
生後2~12か月に達するまでの 期間 |
20日以上の間隔で3回(標準的には20~56日間隔で3回) |
1期追加 |
1期初回3回目接種後 |
1期初回3回目接種後6ヶ月以上の間隔で1回 |
対象者 |
標準的な接種期間 |
受け方・回数 |
---|---|---|
11歳以上13歳未満 |
11~12歳に達するまでの期間 |
1回 |
対象者 |
標準的な接種期間 |
受け方・回数 |
---|---|---|
生後1歳に至るまで |
生後5~8か月に達するまでの期間 |
1回 |
対象者 |
受け方・回数 |
---|---|
1期 |
1回 |
2期 5歳以上7歳未満で小学校就学前の1年間 (年長児) |
1回 |
風しんの流行は、以前の水準に落ち着いていますが、引き続き注意が必要です。特に妊娠する可能性のある女性が予防接種をうける場合は、胎児への感染を防止するため妊娠をしていないことを確かめてから受けるとともに接種後、一定の避妊期間も必要です。
詳細については、厚生労働省のホームページをご覧ください。
対象者 |
標準的な接種期間 |
受け方・回数 |
---|---|---|
1期初回 生後6~90か月に至るまで |
3歳に達したときから4歳に達するまでの期間
|
6日以上の間隔で2回(標準的には6~28日間隔で2回) |
1期追加 生後6~90か月に至るまで |
4歳に達したときから5歳に達するまでの期間 |
1期初回接種終了後6か月以上の間隔をおいて1回(標準的には1期初回終了後6か月以上、おおむね1年以上おく) |
2期 9歳以上13歳未満の者 |
9歳に達したときから10歳に達するまでの期間 |
1回 |
・平成7年4月2日から平成19年4月1日までの間に生まれた人の特例
20歳の誕生日の前日まで、定期接種の不足回数分を接種することができます。
くわしくは、日本脳炎ワクチン接種に係るQ&A [PDFファイル/197KB]をご覧ください。
対象者 |
標準的な接種 |
受け方 |
回 数 |
間隔 |
---|---|---|---|---|
生後2~ 60か月に至るまで |
初回接種開始は、生後2~7か月に至るまで |
開始が生後2~7か月に至るまでの場合 |
初回3回 追加1回 |
初回接種:27日(医師が認める場合は20日)以上、標準的には56日までの間隔をおいて3回 追加接種:初回接種に係る最後の注射終了後7か月以上、標準的には13か月までの間隔をおいて1回 ただし、初回2回目及び3回目の接種は、生後12か月に至るまで行うこととし、それを超えた場合は行わないこと。この場合も追加接種は可能であるが、初回接種に係る最後の注射終了後、27日(医師が必要と認めるときは20日)以上の間隔をおいて1回行うこと。 |
開始が生後7か月に至った日の翌日~生後12か月に至るまでの場合 |
初回2回 追加1回 |
初回接種:27日(医師が認める場合は20日)以上、標準的には56日までの間隔をおいて2回 追加接種:初回接種に係る最後の注射終了後7か月以上、標準的には13か月までの間隔をおいて1回 ただし、初回2回目の接種は、生後12か月に至るまで行うこととし、それを超えた場合は行わないこと。この場合も追加接種は可能であるが、初回接種に係る最後の注射終了後、27日(医師が必要と認めるときは20日)以上の間隔をおいて1回行うこと。 |
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開始が生後12か月に至った日の翌日~生後60か月に至るまでの場合 | 1回 |
― |
対象者 |
標準的な接種 |
受け方 |
回数 |
間隔 |
---|---|---|---|---|
生後2~60か月に至るまで
|
初回接種開始は、生後2~7か月に至るまで 追加接種は、生後12~15か月に至るまで
|
開始が生後2~7か月に至るまでの場合 |
初回3回(生後12か月までに完了) 追加1回 |
初回接種:標準的には生後12か月までに27日以上の間隔をおいて3回 追加接種:初回接種終了後60日以上の間隔をおいて。標準的には生後12か月から生後15か月に至るまでに1回 ただし、初回2回目及び3回目の接種は、生後24か月に至るまで行うこととし、それを超えた場合は行わないこと(追加接種は実施可能)。 |
開始が生後7か月に至った日の翌日~生後12か月に至るまでの場合 |
初回2回(生後12か月までに完了) 追加1回 |
初回接種:標準的には生後12か月までに27日以上の間隔をおいて2回 追加接種:初回接種終了後60日以上の間隔をおいた後であって、生後12か月に至った日以降において1回 ただし、初回2回目の接種は、生後24か月に至るまでに行うこととし、それを超えた場合は行わないこと(追加接種は実施可能)。 |
||
開始が生後12か月に至った日の翌日~生後24か月に至るまでの場合 | 2回 | 60日以上 | ||
開始が生後24か月に至った日の翌日~生後60か月に至るまでの場合 | 1回 | ― |
平成25年4月に小学校6年から高校1年に相当する女子を対象として定期接種となりましたが、ワクチン接種後に原因不明の慢性疼痛など多様な症状が相次ぎ報告されたことから、2か月後の平成25年6月に積極的な接種勧奨が差し控えられました。
しかし、ワクチン接種による子宮頸がん(しきゅうけいがん)の予防効果は確認され、ワクチンの安全性についてはワクチン接種後に生じたこれらの多様な症状との関連を示す科学的根拠が認められていないことから、国の方針により、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の接種勧奨を令和4年4月から再開することになりました。
令和5年4月から「シルガード9(9価HPVワクチン)」が「サーバリックス(2価HPVワクチン)」「ガーダシル(4価HPVワクチン)」に加えて定期接種として公費で受けられるようになりました。
◆定期接種
対象者 |
種類 | 接種間隔 |
---|---|---|
年度内に12歳から16歳になる女子 (小学校6年から高校1年相当の女子)
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2価ワクチン (サーバリックス) |
◎標準 1回目の接種を受けた1か月後に2回目を、6か月後に3回目の接種を受けます。 ※この間隔での接種が困難な場合は、1か月以上の間隔をおいて2回接種し、1回目の接種から5か月以上かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をおいて3回目の接種を受けます。 |
4価ワクチン (ガーダシル) |
◎標準 1回目の接種を受けた2か月後に2回目を、6か月後に3回目の接種を受けます。 ※この間隔での接種が困難な場合は、1か月以上の間隔をおいて2回接種し、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて3回目の接種を受けます。 |
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9価ワクチン (シルガード9)
|
◎標準 【1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合】 【1回目の接種を15歳になってから受ける場合】 |
※2~3回すべての予防接種を公費で行うためには、1回目の接種を遅くとも高校1年生(16歳となる年度)の9月までに行う必要があります。
詳細については、厚生労働省のホームページをご覧ください。
小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版) [PDFファイル/3.92MB]
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がんとHPVワクチン(厚生労働省)(外部リンク)
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)キャッチアップ接種について
対象者 |
標準的な接種期間 |
受け方、回数 |
---|---|---|
生後12~36か月に至るまで |
初回接種 生後12~15か月に達するまでの期間 |
1回 |
追加接種 初回接種終了後6~12か月の間隔をおく |
1回 |
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●注意事項
*水痘に罹患したことがある人は受けられません。
令和2年10月1日より開始。
対象者 |
種類 |
接種時期及び 標準的な接種期間 |
接種回数 接種間隔 |
---|---|---|---|
生後6週~24週 または32週まで ※令和2年8月1日以降に生まれた者に限る。 |
経口弱毒生ヒトロタ (ロタリックス) |
接種時期 生後6週から24週
標準的な接種期間 生後2月に至った日から14週6日後の間 |
2回 27日以上の間隔をあける |
五価経口弱毒生ロタ (ロタテック) |
接種時期 生後6週から32週
標準的な接種期間 生後2月に至った日から14週6日後の間 |
3回 27日以上の間隔をあける |
●接種後、特に注意すること
※どちらのワクチンも、接種後(特に1~2週間)は腸重積症の症状に注意し、症状が見られた場合には早くに接種した医療機関を受診してください。
※注射生ワクチン…BCG、MR(麻しん・風しん混合ワクチン)、水痘、おかふくかぜ
接種の対象者に該当される方は、無料です。
母子健康手帳、予防接種予診票