ウォーキング中のトラブル
ウォーキング中に急に体調を崩したりするトラブルが発生することがあるかもしれません。
ウォーキングに出かける際には家族におおよその行先や所要時間を伝えておきましょう。
水分と携帯電話を持って出かけましょう。
足がつった時には?
- 道路脇など安全な場所に移動し膝を伸ばして足を投げ出すように座りましょう。
- ストレッチや強いマッサージはせずに安静を保ち、サポーターなどで患部を締め付けているものは外してください。
- しばらく休憩した後に、つま先を上にして自分のほうに引っ張りながらアキレス腱を伸ばしましょう。
- 痙攣が和らいで来たら血行をよくするために、ふくらはぎをマッサージしたり足首をまわしたりして硬くなっている部分をほぐしてください。
予防のためのポイント
- 十分なウォーミングアップで筋肉をあたためてからウォーキングをはじめましょう。
- 運動中はこまめな水分補給を行いましょう。
- 睡眠をたっぷりとり、体、筋肉の疲れを取りましょう。
捻挫をした時には?
- 安全な場所に移動して、直ちに、靴、靴下を脱ぎましょう。
- 腫れの予防のため、横になり患部が心臓よりも高い位置にくるような姿勢をとりましょう。
- 腫れがひどくなる場合は、患部をハンカチやタオルで圧迫したうえで冷やしましょう。
※応急処置後は必ずすぐに専門の医師の診断を受けるようにしてください。
予防のためのポイント
- ウォーキング前にストレッチなどウォーミングアップをしましょう。
- 関節や腱をしっかり伸ばしておきましょう。
熱中症かもしれない
軽度 涼しいところへ移動し水分、塩分を補給しましょう
中度 自分で水分、塩分が取れない場合はすぐに病院へ
- 頭痛
- 吐き気
- 体がだるい(倦怠感)
- 判断力・集中力が低下する
重度 首やわきの下、足の付け根などを冷やし、すぐに救急隊へ
- 意識がない
- けいれん
- 高い体温である
- 呼びかけに対して返事がおかしい
- まっすぐに歩けない・走れない
ウォーキング中に気を付けたい体調変化
歩きはじめは調子が良くても、ウォーキング中に体調を崩すこともあります。自覚症状があるときには無理をせず、安全にゆとりを持ったウォーキングを心掛けましょう。
歩く速度を弱めて、様子を見た方がよい自覚症状
- 息切れがする
- 関節や筋肉が痛い
- 疲労感が強くなってきた
すぐにウォーキングを中止したほうが良い自覚症状
- 胸が痛い、圧迫感がある
- 頭痛やめまいがする
- 吐き気や寒気を感じる
- 冷や汗がでる