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平成25年6月に国の方針で、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の積極的勧奨の差し控えにより接種の機会を逃した方に対して、公平な接種機会を確保する観点から、令和4年4月1日から対象者にキャッチアップ接種を行うことになりました。
◎積極的勧奨を差し控えていた間に定期接種の対象で、過去にワクチン接種を合計3回接種していない方です。
ワクチンは合計3回接種します。接種を初回からやり直すことなく、残りの回数の接種(2、3回目または3回目)を行います。
※ 今後、対象となる方には個別通知を行う予定です。
対象者に該当する生年月日 | 公費(無料)での接種期間 |
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平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれで、過去 にワクチンの接種を合計3回受けていない女性 | 令和4年4月~令和7年3月まで |
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~
前記した対象者で、ワクチン接種を任意接種(実費)されている方の対応は現在、検討中です。詳細が決まり次第、ホームページ等でお知らせします。
近年、若い女性の子宮頸がんが増えています。子宮頸がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルスというウイルス
感染が原因であることが明らかになっています。子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は、子宮頸がんをおこしやすい
タイプである16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぐと
言われています。
◎2価ワクチン(サーバリックス)
標準的な接種間隔は、1回目の接種を受けた1か月後に2回目を、6か月後に3回目の接種を受けます。
※この間隔での接種が困難な場合は、1か月以上の間隔をおいて2回接種し、1回目の接種から5か月
以上かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をおいて3回目の接種を受けます。
◎4価ワクチン(ガーダシル)
標準的な接種間隔は、1回目の接種を受けた2か月後に2回目を、6か月後に3回目の接種を受けます。
※この間隔での接種が困難な場合は、1か月以上の間隔をおいて2回接種し、2回目の接種から3か月
以上の間隔をおいて3回目の接種を受けます。
新型コロナワクチンとの接種間隔は、2週間以上あけてください。
公費(無料)です。
母子健康手帳、予防接種予診票(保健センター、ココシエ、市内の接種医療機関においてあります)
※必ず、事前に接種医療機関へ連絡してください。