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本市では、100歳になっても健康で笑顔あふれる地域づくりを目指しています。
このフォーラムは今年で3回目の開催となりました。このフォーラムは「Withコロナ時代に笑顔で年を重ねる秘訣とは?」をテーマに、市と日本基礎老化学会との共同で開催しました。約200人が参加し、人生100年時代の健康長寿実現のために何ができるかを、市民のみなさんとともに考える良い機会となりました。
講演では、国立長寿医療研究センターの清水 孝彦プロジェクトリーダーをはじめとする、メンタルヘルスや運動、栄養、免疫等の各分野において健康長寿の延伸に向けた研究をされている著名な先生方から、最新の研究データをもとに、健康で長生きをするために大切なことについて教えていただきました。
パネルディスカッションでは、山口東京理科大学薬学部の嶋本 顕教授が司会を務められ、講師の先生方とともに「Withコロナ時代に笑顔で年を重ねる秘訣とは?」をテーマに、ディスカッションが行われました。コロナ禍で免疫力を高めるコツ、おすすめの運動、心の健康を保つ方法などの質問に対し、わかりやすくお答えいただき、参加者からは、「免疫力をあげるために食生活を見直したい」「健康寿命を延ばすために有酸素運動だけでなく筋トレを取り入れたい」「心の健康を保つために、地域の人達と関わりを増やし生きがいを持ちたい」など多くの前向きな声がきかれました。
また、会場において、血管年齢測定や骨密度測定を実施しました。みなさん、ご自身の結果を見て、喜んだり落ち込んだり盛り上がっていらっしゃいました。ご自身の身体を「知る」ことがスマイルエイジング※において大切です。
今後も、みなさまの健康づくりに役立つフォーラムを開催していきたいと思います。
※スマイルエイジングとは、笑顔(=スマイル)の源となる「心身の健康」を保ちつつ、誰もが笑顔で年を重ねていく(=エイジング)ことで、目標とするものは「健康寿命の延伸」です。
令和3年11月27日(土曜日)13時00分~16時00分
山陽小野田市民館 文化ホール
講師 国立長寿医療研究センター プロジェクトリーダー 清水 孝彦 先生
講師 山口大学医学部精神科神経科 教授 中川 伸 先生
講師 順天堂大学大学院 スポーツ健康科学研究科 教授 町田 修一 先生
講師 国立長寿医療研究センター ジェロサイエンス研究センター長・部長 丸山 光生 先生
テーマ 「Withコロナ時代の笑顔で年を重ねる秘訣を教えます」
司会 山口東京理科大学薬学部教授 嶋本 顕 先生