新型コロナウイルスの感染が続いており、外に出かける機会が減っています。
外出が減ると、閉じこもりや運動不足になりがちです。
高齢者にとっては動かないと、フレイル(虚弱)が進み、心身や脳の機能が低下していきます。
自宅でもできる運動を行い、フレイルを予防しましょう。
また、天気のいい日は人混みを避けて散歩をしましょう。
自宅でできる介護予防を紹介しています。ぜひやってみてください。
下肢の筋力をつける スクワット
(1)肩幅より少し広めに足を広げて立つ。
(2)ゆっくりとおしりを後ろに引くように身体をしずめる。ひざはつま先と同じ方向に曲げる。
(3)深呼吸をするペースで5~6回繰り返す。
1日3セットが目安。
ふくらはぎの筋力をつける ヒールレイズ
(1)両脚で立った状態でかかとをあげる。
(2)ゆっくりとかかとを下ろす。
(3)10~20回(できる範囲で)行う。
1日2~3セットが目安。
下肢の柔軟性、バランス能力、筋力をつける フロントランジ
(1)腰に両手をついて両脚で立つ。
(2)片方の脚をゆっくりと大きく前に踏み出す。
(3)太ももが水平になるくらいに腰を深く下げる。
(4)身体を上げて、踏み出した脚を元の位置に戻す。
(5)5~10回(できる範囲で)行う。
1日2~3セットが目安。
お口の体操をする
唾液の分泌を促したり、舌や口の周りの筋力をつけるなど、口腔機能の維持・回復を目的とした口腔体操です。
なるべく早く、はっきりと、繰り返し発音します。
「ぱ、た、か、ら、ぱ、た、か、ら、ぱ、た、か、ら・・・」
口を大きく開け、口の動きを意識しながら行います。1セット4秒かけてゆっくり行います。
「あーいーうーべー、あーいーうーべー・・・」
適度に散歩をする
人混みを避けて、天気のいい日は散歩をしましょう。
頭を使いながら運動する コグニサイズ
100-7=93
93-7=86
86-7=79 ・ ・ ・ 歩きながら計算やしりとりをしてみましょう
散歩をするときに、計算したり、しりとりをしたりすると、認知症予防になります。
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