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令和2年8月22日以降、本市において15例目から21例目となる感染者が確認されました。20歳代から70歳代までの方7名で、現在、感染症指定医療機関に入院又はその調整がなされています。一日も早いご回復をお祈り申し上げます。詳しい行動歴や濃厚接触者の有無については、県の保健所が調査しています。市民の皆さまには県や市が発信する正確な情報に基づく、冷静な対応をお願いするとともに、感染された方やそのご家族に対して人権意識をもった十分なご配慮をお願いいたします。
市では感染の広がりを受けて8月22日に緊急の協議を行い、8月24日(月)から9月6日(日)までの14日間、公共施設の利用中止や市主催の不要不急の会議・イベントの延期又は中止等を決定しました。また、8月23日には山口県知事の記者会見があり、県内での感染、特に宇部・山陽小野田地区における感染拡大に対する注意喚起がなされたところです。市といたしましては、今後も県と連携のうえ、市民の皆さまの大切な命と生活、そして地域経済を守るため、必要な対応・対策を随時講じて参ります。
8月19日以降、本市において15人の感染者が確認されており、感染の拡大が懸念されます。現在は感染経路が把握できており、市中感染が広がっている状況ではありませんが、感染者の増加に伴い濃厚接触者も増えていることから、市内において過去にないレベルで感染リスクが高まっている状況であると言えます。ウイルスの潜伏期間等を考慮すると、向こう2週間が、感染が収束に向かうか、拡大していくかを左右する非常に重要な期間であると考えます。
市民の皆さまには、ご不便やご心配をお掛けしますが、今が感染拡大を防ぐ正念場であるとの認識のもとに、マスクの着用や3密の回避など基本的な感染予防対策の徹底をお願いするとともに、一人ひとりがこの事態を他人事でなく自分事として捉え、感染リスクの伴う行動を控えるなど、慎重な判断に基づく適切な行動を取っていただきますよう、ご理解・ご協力をお願いします。
令和2年8月24日
山陽小野田市長 藤 田 剛 二
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