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全国に発令されていた緊急事態宣言が、特定警戒地域である8都道府県を除き、令和2年5月14日に解除されました。オーバーシュート(爆発的な感染拡大)を防ぐことができたのは、一人ひとりの意識と行動の成果であり、ご協力をいただいた市民・企業の皆さまに厚くお礼申しあげます。
一方で、全国的には都市部を中心に日々感染者が報告されています。引き続き気を緩めることなく、咳エチケットや3密の回避など基本的な感染防止対策を継続していくとともに、終息まで長期戦が予想される新型コロナウイルスに対して、一定の社会経済活動を維持しながら感染拡大を予防する新しい生活スタイルを確立していく必要があります。
本市では緊急事態宣言の解除を受けて、感染防止対策を講じることを前提として、5月25日(月)からの学校・保育園・公立幼稚園の再開や児童クラブの開所、一部利用制限は伴いますが市施設の貸館業務の開始等を決定したところです。また、市民生活や企業活動を守るため、国や県が実施する予防・支援策に加えて、発熱外来の設置や売上が減少した中小企業等を支援する市独自の取組も実施していきます。
今後も、状況に応じて、国・県や関係機関と連携を図りながら、市民の皆さまの大切な命と生活、そして地域経済を守るため、全力で必要な対策を講じて参ります。
市民・企業の皆さまには、しばらくは県外への行き来にご配慮いただくなど、感染防止を意識した生活を送っていただくことになり、ご不便やご負担をお掛けしますが、通常の生活に戻れる日を願って、市民一丸となってこの困難を乗り切っていきたいと思いますので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いします。
令和2年5月18日
山陽小野田市長 藤田剛二