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令和2年4月27日に山陽小野田市において新型コロナウイルスの感染者が確認されました。患者の方は、50歳代、男性、会社員で現在、感染症指定医療機関に入院されています。感染された方の一日も早いご回復をお祈り申し上げます。
市内での感染者の発生を受けて、ご不安に感じておられる方も多いと思いますが、市民の皆様におかれましては、感染された方やご家族への配慮をお願いするとともに、県や市が発信する正確な情報に基づく、冷静な対応をお願いします。
市では、緊急の対策本部会議を開き、5月24日(日)までの学校の休業と保育園・公立幼稚園の臨時休園、児童クラブの臨時休所を決定したところです。なお、保育園・公立幼稚園、児童クラブについては、仕事を休むことが困難な方など真に保育が必要な園児・児童については、保育を実施いたします。
市民の皆様にはご不便やご心配をお掛けしますが、感染拡大を防ぐことが最優先であるとの認識のもと、ご理解・ご協力をお願いします。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、全都道府県に緊急事態宣言が発令されており、山口県においても、遊興施設・運動施設・遊技施設に休業要請が出されています。
こうした状況の中、市民の皆様に強くお願いしたいのは、感染を防ぐために、他人事ではなく自分事として、何ができるか、何をすべきかを真剣に考えていただきたいと思います。咳エチケットや3密の回避など、各自の身を守る行動が家族や友人、同僚など大切な人を守ること、市民生活を維持することに繋がります。市民一人ひとりの意識と行動が大切です。
市民の皆様には、ゴールデンウイーク期間中においても、不要不急な外出を控えていただくとともに、ご家族の方にも帰省の自粛を促していただくなど、適宜適切な判断と行動をお願いします。
市では、引き続き市民の皆様の大切な命と生活、そして地域経済を守るために、全力で必要な対策を講じて参りますので、今後ともご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
令和2年4月28日
山陽小野田市長 藤田剛二