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現在、近隣の福岡県、広島県を含む9都道府県に緊急事態宣言が、10県にまん延防止等重点措置が発出されていますが、依然として感染拡大に歯止めがかからない予断を許さない状況が続いています。こうした中、昨日、村岡知事がメッセージを発信され、さらなる感染拡大を防止するため、山口県では5月31日までを「新型コロナ感染拡大防止集中対策期間」とし、県外との往来の自粛や外出機会の半減等の対策を短期・集中的に講じていくことが発表されました。市では、このことを受けて対策本部会議を開催し、県と連携のうえ、県の集中対策に歩調を合わせた感染防止対策を実施していくことを決定しました。(下記参照)なお、集中対策期間中の市主催の行事・イベント等は原則中止又は延期としますが、市主催以外の行事・イベント等についても、その開催については慎重に判断していただきますようお願いします。
現在猛威を振るっている第4波の大きな特徴は、感染力の強い変異株のまん延であり、そのことが家庭・職場・学校等での2次感染を引き起こし、クラスターを誘発するなど感染を急拡大させる温床となっています。言うならば、第4波ではなく、今までとは次元が異なる変異型ウイルス第1波とも言える状況であり、これまで以上に気を配り、細心の注意を払いながら生活していくことが求められます。こうした状況を自分事として捉え、感染リスクを減らすための行動を一人ひとりが実践していくことが、大切な人を守ること、社会の機能を維持することに繋がります。
市民・企業の皆さまにはご不便をおかけしますが、新たな重要局面を迎えているとの認識のもと、マスクの着用やうがい・手洗いの励行、三密の回避など基本的な感染防止対策の徹底をお願いするとともに、感染を拡大させないという強い意識を持ち、5月31日までの集中対策の実践にご理解・ご協力をよろしくお願いします。
令和3年5月19日
山陽小野田市長 藤田 剛二
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