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令和7年度中学生市議会
令和7年度中学生市議会が開催されました。
令和7年8月5日(火曜日)市役所議場にて、「令和7年度中学生市議会」が開催されました。
市内の6中学校から12名の生徒が出席し、2名の生徒が議長を務めました。6組の生徒から現在の市政に対する意見や新しい取り組みの提案などの一般質問を、実際の市議会同様、市長らに投げかけました。
議場の様子 議長を務める生徒
一般質問に対する、市の回答を紹介します。
【質問一覧(学校名・質問事項)】※学校名をクリックすると、詳細が確認できます。
(1)市内運行バスを IC 化したり、料金を一定化したりしてほしい
(2)部活動の地域移行について
(3)勉強できる施設をより利用しやすくしてほしい
(1)市外へ転出した方々が再び本市に戻ってこられるような取組について
(2)地域の過疎化・子育て支援について
(1)山陽小野田市小中学校における特別教室の空調設備設置状況について
(2)山陽小野田市小中学校における特別教室の洋便器率について
(1)小規模特認校として発展していくために、誰もが通いやすい厚陽小中学校にしたい
(2)旧厚陽中学校の跡地を防災の拠点と位置づけ、さらに地域の発展のために多面的に活用したい
(1)公共交通機関の充実について
(2)商業施設や娯楽施設の充実について
(3)山陽小野田市全体を通じた大規模なイベントの開催について
(1)開けにくい窓とドアを直してほしい
(2)特別教室すべてに 1 台はエアコンを設置してほしい
(3)トイレを洋式にしてほしい
小野田中学校

(1)市内運行バスを IC 化したり、料金を一定化したりしてほしい
中学生議員からの質問
小野田中学校区や竜王中学校区は、山陽本線が通る主要な駅から遠く、小野田線の本数も少ない状況であることからバスを利用することも多い状況です。その中で、今や多くの人が持っている交通系ICカードが使えるようになれば、より便利になり、利用者が増えるのではないかと考えました。
また、距離に関わらず市内を運行する場合は「○○○円」と料金を一定化することができれば、さらに利用者が増加するだけでなく、交通の便の良いまちとして認識され、移住などの面においても良い宣伝になるのではないかと考えました。
市からの回答
市内のバス運行のIC化について、サンデン交通のバスでは令和3年3月から、宇部市交通局のバスでは令和4年3月から交通系ICカードが使用可能となり、船木鉄道のバスも年度末には電子マネーが使用できるようになる予定です。また、バス料金の一定化について、市が運行するバスは定額料金としていますが、民間バス事業者はそれぞれの必要な料金を設定しており、キャンペーンも実施されています。都市部では定額料金が多いですが、地方部では収益の面から難しいと判断されてると考えています。
中学生市議会後の取組について
船木鉄道のバスは令和8年2月からクレジットカードのタッチ決裁・電子マネー・2次元コード決済を導入しています。市が運行するバス(いとね号、ねたろう号)については定額料金を継続します。
(2)部活動の地域移行について
中学生からの質問
これまでとは異なる運営の仕方になることは何となく理解していますが、実際にどのような動きがあるのかについて、当事者となる中学生に説明してもらえる機会が少ないため、不安に思っている人が多い。クラブチームへの所属の検討などもあるため、中学生に向けた説明や情報発信をお願いしたいです。
市からの回答
文化スポーツ推進課は7月から中学校を訪問し、「休日の学校部活動に係る地域展開の時期について」の説明を行っています。また、6月から市の広報紙やホームページで地域クラブ活動団体の募集を開始し、現在5団体(陸上、男子バレーボール、女子ソフトテニス、サッカー、剣道)の登録があります。教育委員会は、令和6年の12月に「令和7年度からの学校部活動について」の文書を配布し、さらに今年7月には、「令和8年度からの学校部活動について」の文書も配布ました。これにより、中学生が同じ曜日の同じ時間帯に地域クラブ活動に参加でき、部活動の地域展開を円滑に進めるための取組です。教育委員会は引き続き文化スポーツ推進課と連携して情報発信に努めます。
中学生議員からの再質問
例えば、中学生向けの説明動画や情報サイトなどがあると、より深く知ることができるのではないでしょうか。
市からの回答
まずは、市のホームページ、広報等をしっかり見ていただきたいと思います。その上で、説明動画情報サイトが必要ということであれば、検討します。
中学生市議会後の取組
令和8年3月に中学校を訪問し、「部活動の地域展開について」の説明を行いました。また、情報発信については、休日の部活動の地域展開に関するポスターやチラシの作成、配布を行い、「認定地域クラブ活動団体等一覧表」を作成し、ホームページに掲載しました。なお、現在12団体(陸上、男子バレーボール、ソフトテニス、サッカー、剣道、軟式野球、女子バスケットボール)の登録があります。
部活動の円滑な地域展開に向け、令和7年度及び令和8年度からの段階的な移行方針を文書で全中学校へ通知しました。文化スポーツ推進課が実施する説明会や広報活動と緊密に連携し、生徒・保護者への正確な情報提供を引き続き支援していきます。
(3)勉強できる施設をより利用しやすくしてほしい
中学生からの質問
市立図書館や地域交流センターなど、自習ができる場所がいくつかあることは知っていますが、みんなで教え合ったり、クロームブックを使って調べたりしながら主体的に学ぶことができる場所とは言い難いです。そのため、スペースの増設やWi-Fi環境の整備などを通して、より利用しやすい施設にすることができれば、喜ぶ人も多いのではないかと考えています。
また、地域交流センターやAスクエアなどを「だれでも利用できる場所」と認識している人が少ないと感じるため、周知してほしいです。
市からの回答
中央図書館と厚狭図書館には、図書館の資料を利用して調べ物ができる閲覧席や、タブレットを持ってくるしてフリーWi-Fiを利用できる環境が整備されています。また、中央図書館には3名から6名で利用できるグループ学習室があり、フリーWi-Fiも利用可能です。この学習室はカウンターで利用申請が必要で、小学生以上が利用可能であるため、中学生の皆さんにも利用していただきたいです。
市内の地域交流センターでは、夏休みと冬休みを中心に「スタディルーム」を開催し、安全な環境で自主学習ができる場所を提供してます。今年の夏休みも7月下旬から8月下旬まで開催しています。また、各地域交流センターには、インターネット環境が整備されており、必要に応じて利用が可能です。利用希望者は地域交流センターに相談してください。周知には地域交流センターが発行するセンターだよりや市のホームページ、市広報などを利用しています。引き続き、SNSなども活用しながら、積極的な情報発信に努めます。
さらに、昨年4月に設立された山陽小野田市民活動センター(外部リンク)には、交流ホールがあり、勉強やミーティング、ボランティア活動などに利用できます。Wi-Fiを完備しており、パソコンの貸出しもしています。施設は年末年始以外は土日祝日を問わず午前9時から午後9時まで利用できます。周知のためにインスタグラムなどで情報発信を行っています。
このように、市では図書館や地域交流センター、市民活動センターなど、勉強できる施設を提供しており、広報などを通じて市民に周知を図っていますので、各学校の生徒の皆さんにも広めてほしいです。
高千帆中学校

(1)市外へ転出した方々が再び本市に戻ってこられるような取組について
中学生議員からの質問
山陽小野田市では、進学や就職等を理由に転出する若者が多いように感じます。将来的にそういった方々が本市に戻り、暮らしていけるような環境づくりは、地域の活性化の観点からも大変重要であると考えます。現在、どのような取組を行っておられるか。また、今後、特に若い世代が「地元に戻りたい」と思えるようなまちづくりを進めるにあたり、教育・雇用・住環境の面で新たに検討されている施策などがあれば、教えていただきたいです。
市からの回答
雇用面では、希望する仕事が見つかるように情報提供や企業誘致を進めており、特に小野田・楠企業団地の企業進出を通じて雇用の幅を広げています。製造業だけでなく、IT関連など幅広い就職先の確保も課題として捉えています。
住環境では、年間を通じて温暖で、降水量が少なく、とても住みやすい生活環境となっています。一度市外に出た方々に、山陽小野田市の住みよさを再認識していただき、都市部からの移住を促進するために、移住フェアでPRしています。
教育環境では、山口東京理科大学が存在し、小中高と連携しながら質の高い教育が提供されています。ハード面での小中学校の整備については、古い校舎の改善を順次対応していきたいです。
仮に一度離れても再び戻りたくなるようなまちづくりを今後も進めていきたいです。
(2)地域の過疎化・子育て支援について
中学生議員からの質問
山陽小野田市は人口が減少し、また高齢化も進んでいます。人口減と税収減が進む中、行政サービスの質を保ちつつ、子育て支援をどのように充実させていくのか知りたいです。保育園や児童クラブを増やしたり、移住してきた家族へのサポートをしたりするなどの対策が必要であると考えますが、いかがでしょうか。(引っ越し費用の補助や子育て相談など)
市からの回答
子育て支援の充実は、本市にとって重要課題の一つであり、限られた財源を活用しながら進めています。現在、「第3期山陽小野田市子ども子育て支援事業計画」に基づいて、さまざまな子育て支援策を実施しています。この計画は市民の意見を反映して策定されたもので、主な支援策として「妊婦のための支援給付事業」、「入学祝金支給事業」等の事業や、配慮が必要な子どもとその家庭への支援、保育所や児童クラブ等の必要量確保等様々な施策・支援があります。
また、母子保健サービスや相談支援にも力を入れており、令和7年度には総合相談窓口機能を持つこども家庭センターを新設し、切れ目なく支援できる環境整備や相談対応を実施しています。
引っ越し費用の補助などの移住支援策は実施していませんが、移住相談員が手続きや移住後のサポートを行い、転入者に必要な情報提供をしています。
今後も子育て世帯が安心して子育てできる環境づくりに努め、将来さらに住みやすいまちとなるよう、引き続き子育て施策に取り組んでいく予定です。
中学生市議会後の取組について
令和8年度も引き続き、入学祝金支給事業の実施します。あわせて、これまで全学年受入れが出来ていなかった児童クラブについて、一部受入学年を拡充するとともに、第二厚狭児童グラブを除く市内児童クラブの夕方延長保育の時間を18時から18時30分に延長し、子育て支援の充実を図ります。
厚狭中学校

(1)山陽小野田市小中学校における特別教室の空調設備設置状況について
中学生議員からの質問
本校では現在、体操服で授業を受けても良いことになっています。ただ、特別教室にはエアコンが設置されていない教室があります。調べたところ、令和6年9月の文部科学省の報道にもあるとおり、全国の小中学校特別教室空調(冷房)設備設置率は68.7%、山口県では51.4%、中学校においては48.1%でした。本市における現在の小中学校特別教室の空調(冷房)設備設置状況と、これからの設置の見通しや流れについてききたいです。
市からの回答
本市では、普通教室のほか、音楽室や図書室に空調設備を設置していますが、多くの特別教室は未設置のままです。空調設備の設置は児童生徒の健康面や学習環境の向上に効果があると認識しています。令和7年4月1日現在、小学校の特別教室123室中75室に設置されており設置率は61.0%、中学校の特別教室108室中34室に設置されており設置率は31.5%です。
特別教室への空調設備の設置は多額の費用と時間を要するため、校舎改築など多くの課題もあり、その解決に向けて国の補助金など有利な財源の活用や効率的な手法を研究しながら進めていく予定です。
中学生市議会後の取組について
近年、夏季の気温が上昇傾向にあるため、小・中学校におけるエアコン未設置の特別教室にエアコンを設置することで、教育環境の改善を図ります。
令和8年度は中学校を対象として実施設計を行います。
(2)山陽小野田市小中学校における特別教室の洋便器率について
中学生議員からの質問
文部科学省発表による令和5年度公立学校施設のトイレの洋式化状況によると、本市の洋便器率は35.1%と山口県の中でもワースト3位であることに驚きました。データによると全国が68.3%山口県が47.2%。本市における現在の小中学校洋便器設置状況と、これからの設置の見通しや流れについて、聞きたいです。
市からの回答
市内小・中学校の洋式便器の設置状況は、令和7年3月31日現在、総数768基のうち洋式便器は283基で、洋式化率は36.8%です。全国や県の平均と比較して低い理由は、体育館の外壁改修工事など優先すべき取り組みがあったためです。
設置の見通しについては、市長は施政方針として、小・中学校のトイレの洋式化を今後おおむね5年を目標として100%充足することができるよう取組を加速させることを表明しています。この事業は設計や工事に時間がかかりますが、児童生徒が快適な環境で学校生活を送るために早期実現を目指して取り組みます。
中学生市議会後の取組について
家庭では洋式トイレが一般化しており、和式トイレの使用に不慣れな小・中学生や和式トイレの使用が困難な避難住民等の負担軽減を図るため、トイレの洋式化を進めます。令和8年度については、昨年度と同様、24器の洋式トイレを設置する予定です。また、100%の充足化については、事業化に向けて取組を行っております。
厚陽中学校

(1)小規模特認校として発展していくために、誰もが通いやすい厚陽小中学校にしたい
中学生議員からの質問
通いやすい学校にするために、もっと便利なバスの運行をお願いしたいです。現在、バスでの通学方法は厚狭から市営バスねたろう号を利用するか、サンデン交通を使って渡場のバス停から15分歩く方法がありますが、ちょうどいい時間のバスがありません。登校時に朝7時50分に厚陽小のバス停に着くか、朝7時35分に渡場のバス停に着くバスがあれば、市内の児童生徒が通いやすくなると思います。
厚陽ファミリーの新しい仲間を得るために、市内のいろいろな場所から通いやすい時間帯のバスの運行をお願いしたいです。
市からの回答
サンデン交通などの路線バスのダイヤ見直しについては、利用者のニーズに基づいてバス事業者に要望しています。市が運行主体のねたろう号などのコミュニティバスも同様に検討しています。
今回提案された厚陽小中学校への通学に便利な時間のバスについては、ダイヤの一部を変更することで全体のダイヤにも影響が出るため、慎重に検討する必要があります。現在、他の小・中学校区から通学する児童生徒が2名いますが、今後バス通学を希望する児童生徒が増えれば、まず市の内部で検討し、その後バス事業者と協議する予定です。
中学生市議会後の取組について
利用実態やニーズを踏まえた運行方法・ダイヤ等の見直しを検討し、バス事業者に対して要望や調整を進めます。
市からの回答
小規模特認校制度は、市内すべての地域からの就学を認め、少人数ならではのきめ細かい指導や地域との連携による特色ある教育活動を行っていることを広く周知しています。今年度6月には、地域の方々が児童生徒と一緒に授業に参加し、市内の小中学校に勤務するすべてのALTや山口東京理科大学の学生が共に英語をの学習に取り組むなど、魅力ある学校づくりを推進していることを教育委員会として承知しています。こうした教育活動が、児童生徒の増加や小規模特認校としての発展につながるよう、教育委員会として支援していくとともに、山陽小野田市の広報やウェブページ、教育委員会のインスタグラムなどを活用し、さらなる情報発信に努めます。
中学生市議会後の取組について
少人数によるきめ細やかな指導の充実や地域の活性化を目指し、一定の条件のもとで市内のどこからでも転入学を認める小規模特認校制度を厚陽小中学校(外部リンク)で実施します。今年度も10月から希望者の申請を受け付けます。
(2)旧厚陽中学校の跡地を防災の拠点と位置づけ、さらに地域の発展のために多面的に活用したい
中学生議員からの質問
旧厚陽中学校を三つの方法で活用することを考えました。まず一つ目は、敷地全体を芝生にしてキャンプ場として整備し、体育館にも冷暖房設備を導入して避難場所として活用することです。二つ目は、プールと体育館を整備し、土日は誰でも利用できるようにし、平日は社会体育の利用を継続することです。三つ目は、旧厚陽中学校でお祭りを開催し、広い敷地を活用して出店やキッチンカーを増やし、ゆっくり楽しめる場所を提供することです。
市からの回答
地域の皆さんと一緒に防災訓練に参加していることは非常に心強いです。災害はいつ起きるかわからないため、事前の備えが必要です。厚陽地区の旧厚陽中学校体育館は避難場所や避難所として指定されていますが、災害時には最も安全な場所へ早くに避難することが大切です。
指定避難場所の環境整備も重要ですが、災害時にはその場所が被害を受けて利用できない可能性もあります。そのため、その時々の状況に応じて使える場所で必要なものを持って避難所を開設する考えです。体育館の冷暖房についても、固定式ではなく発電機とセットで移動式の設備を持ち込むことを検討しています。
企画部には市の計画を立てる仕事があります。計画を実施するにはお金が必要であり、市全体のバランスを考えて、予算を組み立てることも企画部の仕事です。使われなくなった公共施設の跡地の活用といった市役所全体で考えなければいけない課題も担当しています。市は限られた予算の中でさまざまな事業を行っています。
敷地を芝生で覆ってキャンプ場にする御提案や、プールと体育館を整備して社会体育の利用を進めるアイデアをいただきましたが、市は、高齢者、防災、ごみ、教育など市民の皆さんの生活全般を考えて事業を進めています。
特に教育に関しては、新築やリフォームされた校舎だけでなく、古い校舎や公共施設も修理が必要であり、費用がかかります。すべての要望に応えることは難しいですが、全体のバランスを取りながら予算を配分していることについて理解を深めてほしいです。
厚陽地区のつながりが強い地域であることを以前の経験から知っており、中学生も地域に暮らす一員としてお祭り等のアイデアを発信し、地域を盛り上げていってほしいです。
埴生中学校

(1)公共交通機関の充実について
中学生議員からの質問
埴生中学校区には商業施設が少ないため、遊びに行くには市内でなく下関市や宇部市に行く必要があります。しかし、バスはほとんど通らず、電車も30分から1時間に1本しかないため、乗り遅れて遊びに行けないことがあります。また、部活動の地域移行が進む中でクラブチームの練習に参加する機会も増え、保護者の送迎が難しい場合には公共交通機関を利用する必要が出てきます。多くの人が公共交通機関を利用したいと考えているため、実現をお願いします。
市からの回答
埴生地域には山陽本線の埴生駅があり、下関九州方面と新山口、防府方面にそれぞれ1日29便の列車が運行しています。バスは、サンデンバスが下関駅方面とおのだサンパーク方面にそれぞれ1日13便、市が運行主体の「いとね号」が厚狭方面に1日6便、船木方面に5便運行していますので、公共交通のダイヤを確認してできるだけ利用してほしいです。
公共交通の充実に向けて、鉄道については、毎年運行ダイヤや設備に関するニーズを市が取りまとめて、山口県を通じてJRに列車の増便等を要望しています。また、バスについても、市民の要望を踏まえ、バス事業者と協議してますが、利用者数や運転士不足の課題から大幅な増便は難しい状況です。
今後も鉄道やバス事業者への要望は続けていきますが、ライドシェアという一般ドライバーが有料で乗客を送迎する新しい交通手段の導入も検討中です。
中学生市議会後の取組について
利用実態やニーズを踏まえた運行方法・ダイヤ等の見直しを検討し、バス事業者に対して要望や調整を進めます。また新しい交通手段の導入も研究します。
(2)商業施設や娯楽施設の充実について
中学生議員からの質問
埴生地区にはコンビニエンスストアしかなく、大きな商業施設や娯楽施設がないため、隣の地区や下関市まで買い物に行かなければならず不便に感じています。中学生にとって隣の地区や市は気軽に行ける距離ではなく、交通費や時間もかかります。近くに商業施設や娯楽施設を作ってもらえると幅広い年代の人々に利用され、市外や県外から訪れる人も増え、地域の活性化につながると期待しています。
市からの回答
商業施設や娯楽施設の出店は、民間事業者が集客見込みや建設コストを検討し、投資効果を考えた上で決定すると聞いています。出店を決定してもらうためには、山陽小野田市がより魅力的なまちになる必要があります。市では、第2次山陽小野田市総合計画に基づき、市の魅力をPRし、多くの人が住みたいと思うような魅力あるまちにするために様々な施策を実施しています。
(3)山陽小野田市全体を通じた大規模なイベントの開催について
中学生議員からの質問
山陽小野田市は下関市や宇部市に比べて土地も人口も少ないため、多くの人々に訪れてもらい活性化させることが大切だと考えます。人がたくさん来れば、市のお金に余裕が生まれ、新しい施設の建設や公共交通機関の充実につながります。そこで、山陽小野田市全域を歩くウォーキング大会など、大規模なイベントがあると良いと考えました。
市からの回答
山陽小野田市を活性化するためには、多くの人に市外から訪れてもらう(交流人口を増やす)ことが重要です。大規模なイベントを開催することで、市外から人々が訪れ、飲食店やホテルなども利用され経済効果が生まれます。多くの人が行き交うことで地域全体が賑わい、市が活性化することが期待できます。
提案された市全域のウォーキング大会については、平成30年から毎年11月に観光協会が主催するスマイルコーストウォークが開催されています。これは埴生地区「ドライブインみちしお」をスタートし、ゴール地点の本山地区「きららビーチ焼野」までの約30kmを本市の魅力を知ってもらいながら歩くウォーキング大会で、市外県外からも多くの参加者がいます。また、毎年10月には市のイメージカラーである「オレンジ」と親和性の高いハロウィンをモチーフにして、市の魅力をPRするイベント「スマイル・ハロウィンパーティー」も開催されています。この他にも、地域や民間の団体が主体となるイベントも数多く実施されており、市内外から多くの人が訪れ賑わっています。
また、今年は、6月28・29日に、山陽小野田市誕生20周年を記念して、「ドリームサッカー ~日本代表Obがやってくる!in山陽小野田」が開催し、2日間で約3,500人を超える来場者があり、市外からもたくさん来場していただきました。
市としては、市主催のイベントだけでなく、いろんな団体が実施されるイベントを、しっかりと周知・アピールし、より多くの市外の人に訪れてもらい、本市の魅力を感じ、記憶に残るような事業(イベント)となるよう支援することで、「また来たい」「遊びに行きたい」と思ってもらえる山陽小野田市を目指していきたいと考えています。
中学生市議会後の取組について
令和8年度も、好評を博している山陽小野田観光協会主催イベント「スマイルコースト・ウォーク(外部リンク)」を開催し、市外及び県外からの観光誘客を図ります。また、参加者への「食のおもてなし」の充実を図るとともに、本市の観光PRに加え、特産品の魅力発信を強化し、本市の認知度向上と交流人口の拡大につなげていきます。
本市のイメージカラーである「オレンジ」と親和性の高いハロウィンをテーマに、10月の1か月間、「スマイルハロウィンさんようおのだ」を開催します。参加型イベント「スマイル・ハロウィンパーティー」では、市の魅力発信ブースやステージショー、キッチンカー・マルシェ等を実施し、本市の賑わい創出と観光促進につなげていきます。
竜王中学校

(1)開けにくい窓とドアを直してほしい
中学生議員からの質問
掃除のとき換気ができない状況です。夏の暑い日に窓を開けられなくて、かぜ通しが悪いです。経年劣化によって、汚れやサビつきがひどく生徒の力では開けられません。
市からの回答
施設や設備に不良や不具合がある場合、学校が教育委員会に修繕を要望する際には、程度や規模が大きなものは毎年度当初にまとめて報告し、軽微なものは月例報告、緊急性があるものは随時報告するようにしています。
今後も安全で快適な学校生活を送れるよう、施設の適切な管理に努めます。
今回の質問にあった開けにくい窓とドアの修繕については、フレームのゆがみや部品の不具合が原因と分かり、現在対応中です。
中学生市議会後の取組について
中学生市議会後、不具合の窓やドアの修繕について、業者へ発注し、令和7年8月25日に修繕完了しました。
(2)特別教室すべてに 1 台はエアコンを設置してほしい
中学生議員からの質問
室内温度が30℃を超える中で活動しています。
家庭科室、技術室、美術室、生徒会室、理科室にエアコンがないため暑さで授業に集中できず、先生も生徒も暑いためその教室での授業を避けています。
これから冬に向かっていくうえでも、気温による同様の悩みが想定されます。
市からの回答
最近、40度を超える日があるなど、暑さが続いており、教育委員会としても皆さんの学校での生活を心配しています。皆さんも体調管理に十分気を付けてほしいです。
夏の時期に空調設備がない特別教室では、スポットクーラーや扇風機を活用いただいていますが、空調設備の設置は児童生徒の健康面や学習環境の向上に効果があると認識しています。特別教室へ空調設備を設置するには多額の費用と時間がかかり、校舎改築などの課題もあるため、国の補助金など有利な財源を活用し、効率的な手法を研究して事業化を目指して取り組んでいきます。
中学生市議会後の取組について
近年、夏季の気温が上昇傾向にあるため、小・中学校におけるエアコン未設置の特別教室にエアコンを設置することで、教育環境の改善を図ります。
令和8年度は中学校を対象として実施設計を行います。
(3)トイレを洋式にしてほしい
中学生議員からの質問
トイレの洋式化を求める理由は以下のとおりです。
・衛生面上、和式よりも洋式の方が清潔な状態を保ちやすいから
・和式トイレは水の使用量が多く、構造上、清掃に手間がかかるから
・洋式の方が形や構造が単純で汚れにくく、修理や管理も効率的になるから
市からの回答
市内小・中学校のトイレについて、衛生面や節水の観点、さらに多くの家庭で洋式トイレが一般的であることから、和式便器を洋式便器に改修し、洋式化率を上げるよう努めてきました。しかし、令和7年3月31日時点で洋式便器の割合は36.8%にとどまり、県内他市と比べても低い水準となっています。
市長は施政方針として、小・中学校のトイレの洋式化を今後おおむね5年を目標として100%充足することができるよう取組を加速させることを表明しています。この事業は設計や工事に時間がかかるが、児童生徒が快適な環境で学校生活を送るために早期実現を目指して取り組みます。
中学生市議会後の取組について
家庭では洋式トイレが一般化しており、和式トイレの使用に不慣れな小・中学生や和式トイレの使用が困難な避難住民等の負担軽減を図るため、トイレの洋式化を進めます。令和8年度については、昨年度と同様、24器の洋式トイレを設置する予定です。
また、100%の充足化については、事業化に向けて取組を行っております。
中学生議員からの再質問
本校を含め、市内の小中学校等教育施設への対応方法、今後の整備について計画等がありましたら教えてほしいです。
市からの回答
教育委員会は市総合計画に基づいて学校施設の整備を行っています。今年度は赤崎小学校の管理特別教室棟外壁改修工事を行っています。また、今年度は、厚狭小学校の耐力度調査を行い、地震などの自然災害にどれだけ耐えられるかを調べます。この調査結果をもとに、来年度以降に方針を定める予定としています。大規模な改修には多額の費用がかかるため、学校施設整備計画に基づき、校舎等を中心に、安全対策や老朽化対策を優先して進める考えです。
中学生議員からの再質問
市内には、建て替えや改修工事が行われていない学校もあります。また改修工事では、長寿命化することで校舎は補強されますが、窓やドア等の内部は老朽化します。学習環境への影響を考慮し、建て替えを含めた整備計画を作成することを提案します。
市からの回答
整備計画は作成してホームページに掲載していますが、校舎の建て替え以外にも多くの課題があり、限られた予算の中で建て替え時期を明言することは現時点では難しいです。市内の学校は建設から50年以上経過したものが多く、老朽化が進んでいることは事実です。安心して学校生活を送れるよう、建物の健全度評価を踏まえつつ、市の財政面も考慮しながら、具体的な建て替えや改修等の計画を関係部署と協議して進めていきます。
