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山陽小野田市教育委員会は、高泊開作に関連する遺跡である浜五挺唐樋を後世まで保存し、地域の宝として守り伝えていくため、『史跡周防灘干拓遺跡高泊開作浜五挺唐樋保存活用計画』を令和4年度から5年度にかけて策定しました。
本講演会は、この保存活用計画に基づき開催するもので、浜五挺唐樋とともに国指定史跡となった名田島南蛮樋(山口市)についても学習することで、それぞれの史跡としてのみどころを知り、両史跡が一体となりその魅力を高める機会となります。
講演会を通じて、『保存活用計画』に基づいた国指定史跡「浜五挺唐樋」を保存していく意義を市民の方へ伝えていくことを目的とします。
高泊開作浜五挺唐樋 | 名田島新開作南蛮樋 山口市教育委員会提供 |
※平成8年(1996年)3月28日、周防灘干拓遺跡として、高泊開作浜五挺唐樋と名田島新開作南蛮樋は、近世の周防灘における萩藩(長州藩)による開作(干拓)の実態を示す貴重な遺跡であり、当時の土木技術の到達点をよく示していることから国史跡の指定をうけました。
令和6年(2024年)9月27日(金曜日) 13時30分から15時30分まで
山陽小野田市民館(山陽小野田市栄町9番25号)1階文化ホール
※登壇順
講演1 溝口 純一(当館 学芸員)
「浜五艇唐樋に関する史料調査成果について」
講演2 河﨑 萌 氏(山口市文化財保護課 副主幹)
「名田島新開作南蛮樋の歴史と保存について」
400名 (事前申し込みが必要)
令和6年(2024)9月4日(水曜日)9時から9月21日(土曜日)17時まで
①歴史民俗資料館へ電話(℡0836-83-5600)※開館日・開館時間のみ受け付け
②電子申請 ※1件につき、1名の申し込みとします
申請フォームはこちらから
※①②あわせて400名に達した日の17時に受付を終了します。
※事前に定員に達しなかった場合は、当日受付を行います。
令和4年度から5年度にかけて、「史跡周防灘干拓遺跡高泊開作浜五挺唐樋」の『保存活用計画」を策定した際に行った古文書調査の成果を紹介するもので、安政4年(1857)の改修の際の記録である『普請要録』(山口県文書館蔵)の該当箇所の写真パネルを中心に展示します。
令和6年(2024)9月4日(水曜日)から10月8日(火曜日)
歴史民俗資料館 2階展示室(一部のスペース)
9時から17時
月曜日、祝日、9月17日(火曜日)、9月24日(火曜日)