ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

水源涵養林

水源涵養林

小野田地区の水源地域を流れる日峯川(ひみねがわ)河川の下流域に取水設備や浄水場のある山陽小野田市にとって、上流域の水質悪化は大きく影響します。森林が静かに育んだ湧き水の流れは、やがて大きな川となり、古来より私たちの生活を支え続けてきました。また、地球環境という大きな観点からも森林は私たちに様々な恵みをもたらす自然の宝庫であることに間違いありません。このため、「水を育む」「水を保護する」という視点で、山陽小野田市では、水源地域 の山林の保全育成を目指して、秋芳町嘉万(かま)に「水源涵養(かんよう)林」を取得し、環境保全に努 めるとともに、「水と森」に関する啓発活動を進めています。

森林の土壌は、雨水を貯留し、河川へ流れ込む水の量を平準化して洪水を防止するなど、川の流量を安定させる機能を持っており、「緑のダム」とも呼ばれています。また、雨水が落葉などの堆積物や微生物が棲む森林の土壌を通過することにより、窒素やリンなどが土により吸着、ろ過され、またそれらは植物に吸収されていくなかで、水が浄化されていきます。このような機能により、清浄で豊かな水を生みだす河川上流域の森林の働きは水源の涵養機能と言われています。また、この水源涵養機能を持つ森林を水源涵養林と呼びます。

水源涵養機能の高い森林を育てることは、「水を育む」「水を保護する」ということに通じます。自然の恵みである水の大切さを再認識することにより、これからも豊かな水源の源流域の自然を破壊する ことがないよう、次の世代に引き継いでいく努力が必 要とされています。

水源涵養林の現況

  • 場所:美祢市秋芳町嘉万
  • 面積:25.96ヘクタール(平成19年度末現在)

事業概要

年度 取得面積
(ヘクタール)
事業等
平成13年度 7.40 駐車場用地の伐採測量
平成14年度 3.83 駐車場の整備、案内標識の設置、
水源涵養林及び駐車場オープン記念式典、
水源涵養林と日の峰川渓流の探索ハイキング
平成15年度 2.30      -
平成16年度 0.31      -
平成17年度 4.39 管理歩道設置 L=600m、歩道橋設置 L=11.40m
平成18年度 - 水源涵養林および日峯川渓流探索ハイキング
平成19年度 7.73

山陽小野田市民まつりにて水源涵養林チラシ1,000枚
及び森響水1,000本を市民に配布

平成22年度

水源涵養林および日峯川渓流探索ハイキング

平成25年度

水源涵養林および日峯川渓流探索ハイキング

平成26年度

-

水源涵養林維持管理(間伐および管理歩道整備)

平成26年度

- 水源涵養林および日峯川渓流探索ハイキング

平成27年度

- 水源涵養林および日峯川渓流探索ハイキング

平成28年度

- 水源涵養林および日峯川渓流探索ハイキング
平成29年度 - 水源涵養林および日峯川渓流探索ハイキング
現在の取得面積 25.96ヘクタール

問い合わせ先

山陽小野田市水道局 総務課
Tel:0836-83-4111
E-Mail:suido-soumu@city.sanyo-onoda.lg.jp

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)