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水道水の水質基準は常時監視可能なものが少なく、全ての基準を検査するにはそれなりの時間を要します。そのため、世界保健機構(WHO)は水安全計画として、水道事業者も自ら水安全計画を策定し、水源から給水栓に至る全ての段階において、包括的な危害評価と危害管理を行うことにより、これまで以上に良質で安全な水道水の供給確保に努めるよう推奨しています。
本市の水道水は、原水の水質状況等に応じて水道システムを構築し、法令で定められた基準等を遵守することによって、安全性が確保されています。しかし現実的には、工場排水への対策、浄水処理のトラブルなど、様々なリスクが存在しています。
日々供給している水道水の安全性をより高めるためには、水源から給水栓に至るまでの管理が必要でありるため「山陽小野田市水安全計画」を策定し、計画に基づいたマニュアルの整備、水源から給水栓に至る統合的な水質管理を行い、継続的な改善に取り組むことによりPDCAサイクルを確立し、より安全で安心できる水道水の供給体制の確立に努めます。