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令和4年度の決算については、水道事業では、年間有収水量が7,128,409㎥となり、前年度実績に対し98.32%、122,046㎥の減少となり、過去最低となった前年度をさらに下回る年間有収水量となりました。これは、口径100、150mmにおいて、前年度実績に対し増量となったものの、使用件数の最も多い口径13mmが、前年度比97.47%、112,119㎥の大幅な減量となったことで、全体に大きく影響を与えることとなりました。なお、有収率につきましては84.95%となりました。
損益については、給水収益は前年度から大きく減少し、併せて費用面においても動力費・負担金等の支出が増加したため、単年度利益は計上したものの、大幅な減益となりました。
主な建設改良事業としましては、奥若山線配水管等の水道管の改良工事をはじめ、浄水場における電気設備等の更新工事を実施しました。
工業用水道事業では、責任給水制をとっており、当年度は年間8,504,500㎥を基本水量として3事業所に給水しました。基本水量は前年度と同量のため、給水収益も前年度と同額となりました。
実績給水量は、6,661,329㎥となり、前年度と比較し211,364㎥の減少となりました。
建設改良事業としましては、浄水場施設整備事業を実施し、電気設備等の更新を行いました。