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子ども達に多彩なアーティストによる優れた公演を間近に体験していただき、豊かな感情や情緒を育み、独創的で個性的な価値観を養っていただきたいという思いより、
平成24年度から「子ども文化ふれあい事業」として、市内小学校6年生を対象に芸術文化鑑賞会を実施しています。
新型コロナウイルス感染症等の影響により、中止していた夜公演を今年度から再開し、一般の方向けにも「不二輸送機ホール開館30周年記念事業 月亭方正スマイル寄席」を開催しました。
公演では、月亭方正さんと瀧川鯉斗さんの落語はもちろん、豊来家板里さんの太神楽やどさけんさんのお笑いなど、様々な文化を多くの方に楽しんでいただき、
来場者からは「初めて落語を聞いたけど、分かりやすくて面白かった」「演者のみなさんの表情や動作のひとつひとつから目が離せなかった」等の声が多くあがっており、
満足度の高さが伺えるイベントとなりました。
6月27日(木曜日) 【昼公演】14時開演(公演時間:2時間程度) 【夜公演】19時開演(公演時間:2時間程度)
【昼公演】市内全小学校6年生 492名(+同行する教員31名) 【夜公演】一般
不二輸送機ホール 大ホール
●月亭 方正(つきてい ほうせい):落語家
40歳を目前にして落語に出会い、本格的に落語の勉強を開始。月亭一門へと入門を果たし、2008年5月11日に落語家としての道を歩み始める。
現在では、バラエティー芸人としての経験を活かした笑いのエッセンスを取り入れつつ、古典落語の世界を丁寧に築き上げ、その魅力を語り続けている。
●瀧川 鯉斗(たきがわ こいと):落語家
古典落語に取組み高い評価を得ている実力派真打。寄席や独演会など落語家としての本業以外にも、テレビ番組の出演やファッション雑誌「Leon」での
モデル活動、また役者としても活躍し、ジャンルを超えて積極的に活動している。
●豊来家 板里(ほうらいや ばんり):太神楽曲芸師
ジャグリングのパフォーマーとして各地で活動する傍ら、2006年には曲芸師ラッキー幸治の下で太神楽曲芸の修業を始める。その後も豊来家一門の
曲芸師として技術を磨き、寄席の舞台である心斎橋角座や天満天神繁昌亭などに多数出演し、伝統芸能を幅広い層に対して、明るく楽しく届けている。
●どさけん:山口県住みます芸人
2007年にNsc東京校の13期生となり、吉本興業の“あなたの街に住みますプロジェクト”から2012年に山口県住みます芸人に任命。地元に密着した活動
を行い、テレビやラジオ、イベント出演を通じて山口県を盛り上げている。趣味は音楽とプロレスで、特技はどんな人とでもすぐに親しくなれること。
来場された全小学6年生及び引率教員(523名)を対象にアンケートに御回答いただきました。
おもしろかった ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(91%)
ふつう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(8%)
おもしろくなかった ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1%)
来たことがある ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(45%)
初めて来た ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(43%)
わからない ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (12%)
ピアノマラソン大会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(19%)
山陽小野田市民文化祭 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(15%)
山響サマーコンサート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(5%)
山陽小野田少年少女合唱祭 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(5%)
アーティストBoxによる「アートのたまてばこ」 ・・・・・・・(4%)
無回答 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(66%)
マジック ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(71%)
お笑い(落語、漫談、漫才) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (69%)
演劇 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (32%)
オーケストラ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (22%)
和太鼓、三味線など ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (13%)
能楽、歌舞伎など ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(12%)
バレエ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(10%)
講演会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(7%)
その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4%)
・言葉だけで表しているのに自然とイメージをすることができ、内容もとても面白く、落語に興味を持ちました。
・実際に落語をやってみて、みんなを笑顔にさせたいと思った。
・子ども文化ふれあい事業に行ってみて、言葉にできないくらい楽しかったので、私も人を笑顔にできるようになりたい。
・公演は面白かったが、座り続けるのがきつかった。
・1つ1つの演技に感情が込められていて、その人の心情がよく分かったし、表情も工夫されていたので、見ていて分かりやすかった。
・太神楽では失敗することなく技が決まっていて、どうやっているのか気になった。
・月亭方正さんが話されていた言葉が心にすごく響いた。
・不二輸送機ホールに初めて来たが予想以上に大きくてすごかった。
・初めて本物の落語や太神楽、お笑いを見ることができ、貴重な体験になった。日本芸能についての学びをより深めることが出来た。
・お忙しい中で遠方から来ていただき、私たちのために貴重な時間を使っていただき、ありがとうございました。
・落語は昔の言葉ばかりで難しそう、あまり面白くなさそうというイメージを持っていたが、実際に聞いてみるととても面白く、
ぜひまた落語に足を運びたいと思った。
・5年生で落語を勉強し、実際に見ることが出来て、とても良い機会になった。話を聞くとき、声を出すとき、参加するときと色々な展開が
あったので、生徒たちも集中して楽しむことが出来た。
・日本の伝統文化に楽しく、しっかりと触れることが出来た。
・どの演目も面白い内容であり、6年生にとっても分かりやすかった。様々な芸能に触れる良い機会になった。
・日頃テレビに出演されている方々を実際に拝見することが出来、とても感動した。月亭方正さんの言葉も子どもたちの心に響いていた。
・児童が参加できるコーナーもあり、とても良かった。内容も分かりやすく、面白かった。
・各校に出番があり、実際に体験してみるという経験は来年度もあればよいと思う。
・一部の子どもだけでなく、もっと多くの子どもが参加できるようなものがあればいいなと思った。