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【厚狭地域交流センター】寿大学 第4回教養講座「坂本龍馬の虚像と実像」を開催しました。

寿大学 第4回教養講座「坂本龍馬の虚像と実像」

    日  時 : 令和8年8月18日(火曜日) 

           9時30分~11時00分

    講  師 : 一坂 太郎 様

    参 加 者    :33名

 

 

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   講師の先生

 

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   講座の様子(1)

 

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  講座の様子(2)

 

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  学級長のあいさつ

 

講座概要

 第4回目の寿大学では、一坂太郎先生を講師にお招きし、講話をいただきました。先生は日本の歴史を専門に研究・執筆する歴史学者です。今回は「坂本龍馬の虚像と実像」をテーマに講座を開催しました。坂本龍馬と言えば、薩長同盟や大政奉還に関わり、幕末の日本を動かした英雄として広く知られています。しかし、私たちが思い描く龍馬の姿には、後世に作り上げられたイメージも多く含まれています。

 講座では、龍馬の生い立ちや家族構成に触れ、身近な人々との関わりを学びました。龍馬には兄と姉が3人おり、特に3歳年上の姉・乙女とは仲が良かったと伝えられています。龍馬が乙女に宛てた手紙も多数残っており、日々の出来事や自分の考え、世情にについて綴られています。手紙からは、姉を信頼し親しく交流していた龍馬の素顔が垣間見え、英雄として知られる姿とは対照的に家族を大切にする一面を知ることができました。

 また、龍馬が実際に残した手紙や当時の史料をもとに、勝海舟との出会い、海軍の構想、そして外国の先進技術・知識を取り入れようとした姿勢についても詳しく解説してもらいました。土佐藩の一人の武士から、藩の枠を越えて日本全体の将来を考える人物へと変わっていく過程が浮き彫りになり、受講者はその成長の軌跡に深く感銘を受けました。

 さらに、龍馬は単に幕府を倒すことだけを目的にしていたわけではありません。大政奉還後の新しい政治のあり方についても具体的な構想を持っていました。たとえば「新政府綱領八策」などの史料からは、人材登用、外交、法律、財政、海軍といった分野での改革案が読み取れます。さまざまな人物と交流し、協力しながら時代を動かそうとした龍馬の姿が、より立体的に浮かび上がります。

 受講者は講師の話に熱心に耳を傾け、紹介された手紙や古文書にも興味深く目を向けていました。既存の龍馬像とは異なるエピソードが紹介されるたびに、驚きや納得の声が上がり、学びへの意欲が高まっている様子が見受けられました。

 今回の講座を通じて、華やかな「幕末の英雄」としての龍馬だけでなく、家族との温かなつながりを大切にし、周囲の人々と協力しながら日本の将来を考えて行動した一人の人物としての「実像」に触れることができました。史料に基づいて歴史上の人物を見つめ直すことで、従来とは違った龍馬像を知る、非常に興味深く有意義な学びの機会となりました。

 

 

寿大学は、途中からでも受講できます。興味のある方は厚狭地域交流センター(72-0507)までご連絡ください★

   次回第5回目は、9月8日(火曜日) 教養講座「厚狭の古い話」です。

   講 師: 洞玄寺住職 江澤 正思 様