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日 時 : 令和7年10月14日 (火曜日) 9時30分~11時00分
講 師 : 由宇亭 拓の輔(塚田 拓司) 様
参加者 : 29名
講師の先生
講座の様子
第6回目の寿大学は、由宇亭 拓の輔こと塚田 拓司 先生をお招きして「落語で笑って健康」をテーマにご講演いただきました。
今回の講座は、自作落語・古典落語・人権講話の三部構成。軽快な語り口の自作の新作落語に、会場は早くも笑いに包まれました。古典落語では、江戸時代の身分制度の中で、庶民が笑いを通して上下の隔たりを吹き飛ばし、平等の感覚を育んできたことが紹介されました。
続く講話では、作家・三浦綾子さんの「言葉は力である。ひと言が命を奪うことがあれば、人生を変えることもある」という言葉が紹介され、言葉の重みを改めて実感しました。また、講座の中で紹介された「ありがとう」「うれしい」「さすが」「すごい」「すばらしい」の “ AU3S ” という誉め言葉が印象的で、日常の中で意識して使いたいと思いました。
最後に、障がい福祉ふれあい作文コンクール文部科学大臣賞受賞作品「障がいのある人たちと関わる皆さんへ」が朗読され、障がいを持つ妹を想う兄の健気な姿に、受講者の多くが胸を打たれました。
笑いと優しさにあふれる、心温まる講座となり、言葉の大切さを学ぶことができました。
★寿大学は、途中からでも受講できます。興味のある方は厚狭地域交流センター(72-0507)までご連絡ください
★次回第7回目は、11月11日(火曜日) 健康講座「コグニサイズ体験」です。
講 師: 高齢福祉課 蕎麦谷 智美 様