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麻しん(はしか)の発生について

麻しん(はしか)の発生について

 令和7年3月4日付で、宇部健康福祉センター管内において麻しん(はしか)の感染事例が報告されました。山口県においても注意喚起されていますので、詳細は下記リンクをご確認ください。

麻しんについて

 麻しんの感染力は極めて強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症すると言われています。

≪症状≫
・感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2から3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。
・肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。その他の合併症として、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。

≪感染経路≫
・空気感染、飛沫感染、接触感染でヒトからヒトへと感染します。

≪予防方法≫
・予防接種が最も有効な予防方法です。母子手帳等で接種歴を確認し、未接種の方は予防接種をすることをお勧めします。
・麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)は定期予防接種の対象とされています。対象となる方は、接種期間に適切に予防接種を受けましょう。

【管内の健康相談窓口】

 発熱・発疹など、麻しんが疑われる場合にはむやみに外出せず、受診する前に速やかに相談してください。
 ・宇部環境保健所(宇部健康福祉センター)
  0836-31-3203