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地区運営協議会の認定について
11地区の地区運営協議会を認定しました
令和6年9月30日(月曜日)をもって、市内11地区で立ち上がった新しい協議会に対し、「山陽小野田市地区運営協議会」の認定を行いました。地区運営協議会は、山陽小野田市における地域運営組織の名称であり、持続可能な地域づくりの仕組みとして、本市が形成を推進してきたものです。
各協議会は、地区ごとに将来ビジョンである「地域づくり計画」を策定しており、全体的な方向性を話し合う「運営会議(役員会)」と、分野別の「専門部会」で構成されています。組織構成も地区によって様々ですが、これまで主要な地域活動を担われてきた自治会協議会・ふるさとづくり協議会・地区社会福祉協議会・セーフティネットワークの皆さまを中心に、多様な団体や個人の連携・協力のもとで成り立っています。
これから各地区を代表する組織として、「地域づくり計画」の実現に向けた様々な取組が期待されますが、本市も「協創」のパートナーとして、地区運営協議会の取組を応援していきます。皆さまのご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
各地区運営協議会の一覧はこちら (同一ページ内でリンクします)
(地域:小野田地区お試しワークショップ) (行政:地域運営組織推進本部会議)
市の支援策について
以下の支援策を通じて、市(行政)も協議会の活動を応援します。
項目 | 内容 | ||
---|---|---|---|
ヒト | 人的支援 | (1)地域づくり支援員 | 各地域交流センターに地域づくり支援員の配置を進め、協議会の設立・運営(事務局機能)をサポートします。 |
(2)センター長、主事 | 地域交流センター長や主事は、地域づくり支援員と一緒になって、協議会の設立・運営(事務局機能)が円滑に進むよう継続的にサポートします。 | ||
(3)市職員 | 担当課職員は、多岐にわたる地域課題の解決に向けて、地域交流センターとともに協議会と行政(担当部署)のつなぎ役(中間支援機能)を担います。 | ||
モノ |
拠点支援 | (1)地域交流センター | 各地区の地域交流センターを協議会の様々な活動の場として活用できます。また、センターに協議会の事務局を置くこともできます。 |
カネ | 財政支援 | (1)地域づくり交付金 | 協議会が策定する「地域づくり計画」に基づく活動を支援するため、これまでの市から地域に対して交付していた補助金等を一本化し、協議会が自由に使途を決められる新たな交付金を交付します。 |
(センター長研修会) (地域づくり支援員との打ち合わせ)
形成に向けたこれまでの取組
令和5年度
「地域運営組織形成に向けた検討会」による話し合い
各地区においては、令和5年度に地域運営組織形成に向けた検討会が立ち上がるなどし、新たに地域づくり支援員(集落支援員)を迎えた地域交流センターによるコーディネートのもとで、住民ワークショップやアンケート、先進地視察等を取り入れながら、地区の実情に応じた話し合いが始まりました。自分たちの地区の現状や課題をみんなで共有しながら、めざす将来像やそれに向けた取組についての話し合いが行われ、地区の実情に応じた組織形成に向けて検討が重ねられました。
地区 | 協議会名称 | 設立時期 |
---|---|---|
本山 | 本山地区地域運営組織形成検討会 | 令和5年11月15日 |
赤崎 | (主要な地域団体において話し合い) | |
須恵 | 須恵地域まちづくり協議会設立準備委員会 | 令和5年8月1日 |
小野田 | 小野田地区地域運営組織形成検討会 | 令和5年9月14日 |
高泊 | 高泊地区地域運営組織形成検討会 | 令和5年10月4日 |
高千帆 | 高千帆地区地域運営組織形成検討会 | 令和5年10月12日 |
有帆 | 有帆地区まちづくり検討会 | 令和5年9月27日 |
厚狭 | 厚狭地区地域運営組織形成検討会 | 令和6年2月26日 |
出合 | 出合地域運営組織形成検討会 | 令和5年10月13日 |
厚陽 | 厚陽地区運営組織形成検討会 | 令和6年1月18日 |
埴生 | 埴生地域運営組織形成検討会 | 令和5年8月8日 |
(出合:住民ワークショップ) (高千帆:話し合い内容の共有)
令和6年度
各地区の検討会代表者による話し合いのもと、市内11地区において9月30日(月曜日)の組織形成を目標とすることが合意されました。各地区とも新たなスタートを10月に見据え、地区のペースで準備が進められました。
地域づくり計画の策定及び組織体制の検討(4月~9月)
各地区の検討会等によって、これまでの話し合いをもとに「地域づくり計画」が策定されました。地域づくり計画は、地区の特性にもとづく地区の将来像やその実現に向けた取組を定めた計画のことです。協議会の各種事業は、この地域づくり計画にもとづいて実施されます。策定にあたっては、既存の地域活動の整理をはじめ、各地域団体の関わり方についても話し合いが行われています。また、組織体制や役員構成などの検討も行われました。
(厚狭地域づくりアンケートとワークショップ)
地区運営協議会の立ち上げに向けて(~9月末)
協議会の立ち上げにあたっては、各地区でより多くの住民を招いた設立総会が開催され、検討会で話し合ってきた地域づくり計画、事業計画、収支予算、規約などが審議されました。いずれの地区においても議案は承認されたため、正式に「地区運営協議会」の立ち上げが決まりました。また、協議会の立ち上げに伴い「地域運営組織形成に向けた検討会」は役目を終え、解散となりました。
本市においては、これまでの取組を踏まえて、各地区の協議会を「山陽小野田市地区運営協議会」として認定を行いました。これから地区を代表する組織として、住みよい地域づくり及び地域課題の解決に向けて取り組まれていくことが期待されます。
(有帆:設立総会) (厚陽:設立総会)
地区運営協議会合同結成式典
この度の協議会設立を記念して、各地区代表者で構成される任意団体「山陽小野田市地区運営協議会連絡会議」の主催により、市民館で記念式典が開催されました。来賓として出席した藤田市長より地域運営組織の意義についての講話があった後、各地区の協議会長に対して地区運営協議会認定通知書が手渡されました。
「地区運営協議会合同結成式典」
日時:令和6年9月30日(月曜日)14時より
場所:山陽小野田市民館
内容:市長講話、認定通知書の交付、記念行事ほか
主催:地区運営協議会連絡会議