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木造不動明王立像

木造不動明王立像

像高163.8cm、檜材の寄木造り。彫眼。鼻先や左手指先など一部分が欠失。岩座上に立つ。剣は後の時代に補修。江戸時代とみられる彩色が残る。
制作時期は、堂々とした体躯や、正中線での矧ぎ付け、衣文線、裳裾の扱い、足ほぞなどの様式から平安時代末期と推定される。県指定の不動明王のなかでは最大級。
本像は、もと岩崎寺境内の不動堂にあったが、現在は同境内の大師堂に安置される。