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あいサポート運動について
「あいサポート運動」とは
誰もが、様々な障がいの内容・特性や、障がいのある⽅が困っていること、障がいのある⽅への必要な配慮などを理解して、障がいのある⽅に対してちょっとした手助けや配慮を実践し、誰もが暮らしやすい地域社会(共生社会)をみなさんと一緒に作っていく運動です。
(1)まず、障がいについて理解してください。
障がいは誰にでも⽣じ得るものです。
病気や事故はいつ起こるかわかりません。同様に、障がいはいつでも誰にでも⽣じ得るものなのです。
障がいは多種多様で同じ障がいでも⼀律ではありません。
障がいの種類も程度もさまざまであり、同じ障がいでも、その症状は⼀律ではありません。また,複数の障がいを併せ持つ場合もあります。
外⾒では分からない障がいもあります。
障がいは多種多様であり、外⾒だけでは障がいがあることが分からないこともあるため、周囲に理解されず、苦しんでいる⽅もおられます。
周囲の理解や配慮があれば、活躍できることがたくさんあります。
⽬が悪くなれば眼鏡をかけるように、不⾃由さを補う道具や援助があれば活躍できることはたくさんあります。障がいの種類・程度は⼈それぞれに違いますが、少しの介助があれば、地域の中で⽇常⽣活を営み、障がいのない⽅と同じ職場で働いている⽅や、趣味やスポーツなどで活躍している⽅もたくさんあります。
(2)こんな配慮をお願いします。
障がいのある⽅に対して冷たい視線を送ったり、⾒て⾒ないふりをするのは避けてください。温かく接してください。
困っていそうな場⾯を⾒かけたら
「何かお困りですか」と⼀声かけて、⾃分でできるサポートをしましょう。⾒守ることと、時には支える姿勢が⼤切です。
「障がいがあるから」と決め付けないでください。
それぞれの個性や能⼒が⽣かせることを⼀緒に考えてみましょう。
介助者がいても・・・
介助者ではなく本⼈に話しかけましょう。
⾃分のイメージですべての障がい者を⾒ないでください。
障がいだけを⾒るのではなく、それぞれの個性や能力が生かせることを一緒に考えてみましょう。
あいサポート運動のパンフレットはこちら(山口県作成)
あいサポート運動パンフレット [PDFファイル/8.64MB]
「あいサポート」の意味
「愛情」の「愛」、私の「I」、支え合いの「合い」に共通する「あい」と、支える・応援する意味の「サポート」を組み合わせ、障害のある⽅を優しく支え、⾃分の意志で⾏動することを意味しています。
あいサポート運動のシンボルマーク
障がいのある⽅を支える「⼼」を⼆つのハートを重ねることで表現しています。後ろの白いハートは、障がいのある方を支える様子を表すとともに、「SUPPORTER(サポーター)」の「S」を表現しています。
「あいサポーター」を募集しています。
あいサポート運動を実践する方々を「あいサポーター」と呼び、出来るだけ多くのみなさんに、あいサポーターになっていただき、あいサポート運動を広げていくことに取り組んでいます。
あいサポーターになるためには
⽇常生活において障がいのある⽅が困っている時などに、ちょっとした手助けをする意欲がある⽅であれば、あいサポート運動の研修等を受けることで、誰でもなることができます。(特別な技術の習得は不要です。)
あいサポーターになると
障がいの主な特性や必要な配慮の内容をまとめたパンフレット「障害を知り、共に生きる」と「あいサポートバッジ」を受け取り、以下の4つのことを実践していただきます。
- まず、障がいについて理解すること
- ちょっとした手助けや配慮をすること
- あいサポートバッジをつけて声を掛けやすくすること
- 「あいサポート運動」の精神を広めていくこと
あいサポーター研修の申し込みについて
職場や地域・団体などで「あいサポーター研修」を実施される場合は、研修申込書に必要事項を記⼊され、山口県障害者支援課に送付してください。
「あいサポーター研修」の講師は、山口県障害者支援課が派遣します。
あいサポーター研修の申し込み先
山口県 健康福祉部 障害者支援課
〒753-8501 山口市滝町1-1
電話:083-933-2760
FAX:083-933-2779
メール:a14100@pref.yamaguchi.jp