ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織で探す > 総務課 > 山陽小野田市長コラム(2021年9月1日)

本文

山陽小野田市長コラム(2021年9月1日)

市長の独り言 Vol.52 

 昨日、ビッグニュースが飛び込んできました。現在開催中のパラリンピックで、パラサイクリングのロード競技タイムトライアル部門において、杉浦選手が見事に金メダルを獲得されました。2015年から山陽オートレース場での合宿を通じて、市を挙げて支援し応援してきた本市にとって大変うれしいニュースであり誇らしく思います。パラサイクリングには、男子は川本、藤田選手、女子は杉浦、藤井選手が出場されています。競技はまだ残っていますので、最終日まで選手の皆さんが全力を尽くされ、本市にさらなる笑顔を届けてくださることをお祈りしています。

 8月中旬より発送を始めた「スマイルチケット」がすでにご家庭に届いたことと思います。市広報でもお知らせしていますが、今回、昨年に続く第二弾として、全市民(山口東京理科大学の全学生も含む)に1人5,000円分の市内のお店で利用できる商品券(スマイルチケット)を配布させていただきました。来年2月末までの有効期間に、ぜひ生活の一助としてご活用され、地域の消費を盛り上げていただきたいと思います。

 さて、本市ではコロナ対策の決め手となるワクチン接種を関係皆様のご協力をいただきながら進めており、8月31日時点の12歳以上の接種率は1回目が72.6%、2回目が62.7%となっています。10月末までには、12歳以上の希望される全ての市民の皆様に対して2回目の接種を終えられる見通しですが、最近では、感染力のより強い「デルタ株」が蔓延しており、本市においても連日感染者が確認されています。一定の収束が見られるまでは、どうか引き続きマスク着用や3密を避けるなどの基本的なコロナ対策の徹底を改めてお願いするとともに、ワクチンの予約をされていない方は接種についてご検討をいただき、早めのご予約をお願いします。

 コロナとの戦いはまだまだ続くと思われますが、アフター五輪となる次のフェーズが始まります。この大会から私が受けたメッセージは「new tomorrow」です。若い人たちの価値観や世代や国を越えた多様性など、これからの「新しい明日」をいかに創っていくか、我々一人ひとりが真剣に向き合うことが必要ではないでしょうか。その第一弾として7月にフォーラムで提起した「地域運営組織」については、その後の地区説明会を通じて、地域活動や担い手の現状、課題等が随分見えてきました。地域課題の解決を目指す取組みは、より満足度の高い暮らしやすさに通じるものでもあり、交流やつながりは安心安全な市民生活につながります。10年先を見越した地域のしくみづくりを、「今」だからこそ市民の皆さんと一緒に考え、話し合いを重ねながら創っていきたいと考えていますし、すでに取り組みをスタートさせている、人生100年時代を見据えた「スマイルエイジング」と合わせて、「協創によるまちづくり」こそが我々の「new tomorrow」につながると信じています。

 

 

 

藤田市長

 

令和三年九月一日

山陽小野田市長
藤田 剛二