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山陽小野田市長コラム(2021年5月1日)

市長の独り言 Vol.48 

 市民の皆さん、GWいかがお過ごしでしょうか?現在、4都府県に緊急事態宣言が、7県にまん延防止等重点措置が発出されており、昨年に続き今年もいつもの連休とは少し違った過ごし方が問われています。全国的に第四波がまん延する傾向にあること、さらに感染力がより強いといわれる変異株が感染の割合を増やしていること、最近本市においても感染者が確認されていることなどをみると、一年前から言われ続けている感染予防の徹底とメリハリをつけた対応で、感染リスクを意識した行動に心がけながら、日々の充実、そして春の陽気を楽しみたいものです。


 さて、4月12日の早朝、日本中が歓喜の渦に巻き込まれました。ゴルフの最高峰マスターズを日本人(アジア人)で初めて制覇した松山英樹選手のことです。ゴルフに関心のない方々にはその事実のすごさがわかりにくいかもしれませんが、多くのおじさんゴルファーが涙を流したことと思いますし、実は私もそのひとりで、まさか私が生きている間にこんな歴史的快挙がなされるとは思いもしませんでした。大学生の時にアマチュアで初参加した松山選手が、漠然とした夢ではなく明確な目標として人一倍努力を重ね、10年の時を経て掴んだ勝利でした。ゴルフの奥深さを感じながら、テレビの前で至福の時間を過ごすことができました。本市には素晴らしいゴルフ場が6つもありますので、これからゴルフファンが増えてゴルフ場に人が集まることと合わせ、分野を問わず夢を持ち、世界を目指そうという志を持った市民が出てくることを期待しています。
レノファ山口は待望のホームでの勝利はありましたが、エンジンがまだかかっていません。10戦終わって2勝5敗3分とJ2からの降格圏内から抜け出せない状況が続いていますが、こういう時だからこそ、身近に練習場があり、『レノファに会えるまち山陽小野田市』のサポーターの皆さんの力が必要です。今年度から本市に移管された山陽小野田市立おのだサッカー交流公園で練習している選手たちを温かく見守り、エールを送り、スタジアムにも足を運んで熱い応援をしましょう。そして渡邉監督の言葉を信じて2年でJ1に行けるよう、みんなの力を結集したいですね。


 最後に嬉しいニュースを二つ。「おのだネギ三昧」で有名な有限会社グリーンハウス様が令和2年度農山漁村女性活躍表彰の女性活躍経営体部門において、最優秀の農林水産大臣賞を受賞され、4月14日にご報告に来庁されました。女性の皆さんが働きやすい環境を整備され、会社の成長を支え引っ張っておられることが高く評価されたようです。「多様性」が重視される中、本市にこのような立派な会社があることは市民の誇りです。
 そして、4月28日、厚狭高等学校の生徒さんが、やまぐちハイスクールブランド創出事業で製作されたネクタイを私に贈呈してくれました。このネクタイは、厚狭高等学校が天然灰汁発酵建てで糸を藍染し、柳井商業高等学校の生徒が中心となり「2020人柳井縞機織りチャレンジ」で柳井縞の生地を織り、厚狭高等学校が仕立てたものになります。2つの高校が力を合わせて完成した素晴らしいネクタイで、新たな価値の創造につなげるプロジェクトの主旨通りの立派な作品です。郷土の誇りとして大切に使いたいと思います。
 

 

 

藤田市長

 

令和三年五月一日

山陽小野田市長
藤田 剛二