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山陽小野田市長コラム(2021年1月4日)

市長の独り言 Vol.44 

 あけましておめでとうございます。今年はいつもと違った新年をお迎えになられたことと思います。コロナの収束を予測することは難しいですが、市民の皆様に「新しい生活様式」のもとで安心して日々の生活を送っていただくために、withコロナに柔軟に対応し、その先のafterコロナの社会のあり方も視野に入れた市政運営を進めてまいります。


 希望的な観測として、全ての日本人が望んでいることは、有効かつ安全性が担保されたワクチンが世界中の人たちに行き渡り、2020東京オリパラが1年遅れにはなりますが無事開催されること、また各地を自由に行き来できるようになるなどの「日常」(カタチは進化しますが)を取り戻すことでしょう。しかしながら万が一、そうでない場合も想定しておく必要があり、それはつまりafterコロナの社会も絵が変わってくるということです。いずれにせよ、私達は常にあらゆる状況を想定しながら、備えておく必要があります。


 今年は本市の第二次総合計画において、4年間にわたる前期基本計画の最終年度を迎えると共に、次の中期基本計画を策定する大切な1年となります。喫緊の課題はもちろんコロナ禍における市民の皆様の大切な命と生活を守り、地域経済を支えることです。昨年実施した市独自の施策(事業継続給付金・スマイルチケット・感染防止対策取組宣言店応援事業など)を検証し、今後もその時々の状況に応じた対策を速やかに実施していくとともに、さらに各分野にわたって布石を打ちながら、必要な施策を積極的に展開してまいります。


 どちらにしても世の中が大きく変化するであろう今年2021年は、ある意味「令和維新」と言えるのかもしれません。変化を恐れず、変化を前向きに捉え、新しいことに取り組んでいく「チーム」。多様化する価値観を尊重し、それぞれの違いを認め合う柔軟な「チーム」。現状の課題をしっかり理解し、中・長期的な視野を持って将来のために汗を流す「チーム」。行政だけでなく、市民、各種団体、学校・大学、企業をも融合したチームづくりを通して「協創によるまちづくり」を推進し、afterコロナの時代を見据えた「持続可能な地域社会」を創ってまいります。これらの取組みの先には必ず「スマイルシティ山陽小野田」の実現が待っていると確信していますので、引き続き温かいご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。


歴史の転換点となる2021年、令和3年が市民の皆様にとって、かけがえのない有意義な1年となりますことをお祈りいたします。
コロナに負けずに、心身共に健康で元気に過ごしましょう。
 

 

藤田市長

 

令和三年一月四日

山陽小野田市長
藤田 剛二