ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織で探す > 総務課 > 山陽小野田市長コラム(2020年10月1日)

本文

山陽小野田市長コラム(2020年10月1日)

市長の独り言 Vol.41 

 いよいよ、秋本番の季節になりました。今年は梅雨明けが7月末と例年より遅く、一方で夏の猛暑(昨今は「危険な暑さ」と言われるようになりました)が容赦なく襲いかかってきた、かと思えば、台風や秋雨前線による大雨が続くなど、四季折々の風情を楽しむといった日本の良さが薄らいできつつあります。あわせてコロナの影響で、心の底から季節を楽しむことが難しい状況にありますが、インフルエンザが流行する冬の到来を前に、コロナ対策をしっかり実行し、新しい生活様式に沿いながら、社会経済活動も進めることが必要と考えます。

 

 昨年の10月20日は「スマイル・ハロウィンパーティ」で大いに盛り上がったことを思い出します。「観光・交流の風土づくり」を定着させるきっかけとして、約2万6千人の来場者をお迎えして盛大に開催されたイベントですが、今年は残念ながら中止となります。開催に向けての準備等で数か月前から取り組む必要があり、新型コロナの影響が見通せない中では大規模イベントは難しいとの判断によるものですが、それでも「街を(本市のイメージカラーである)オレンジに染めよう」と市全体で盛り上げていく10月の「スマイル・オレンジフェア」については、市内の事業所さんのご協力もいただきながら、合い言葉は“さんハロ”のもと、引き続き実施したいと思います。実施企画の1つであるディスプレイコンテストに参加されているお店の中には、スマイルチケット(10月上旬にお届け予定の5,000円分商品券)が使える店舗も多くあるため、実際のディスプレイを見に行くことを兼ねて是非チケットもご利用いただければ幸いです。
 また、市役所の正面玄関口では、オレンジ一色の「レノファ・コーナー」を設けています。低迷が続いている今シーズンですが、10月に6試合予定されている後半戦のレノファの大躍進を願った応援メッセージボードを用意していますので、市民の皆さんの熱い気持ちをお届けいただきたいと思います。

 

 今年の夏は、コロナの影響で多くの市民の皆さんにご不便やご心配をおかけしました。また多くの児童生徒の皆さんの大切な活動を制限することとなり、申し訳なく思っています。特に2つのクラスターが発生したこともあって、料飲店の皆さんのご心労も大きかったと思います。現在、料飲店組合や商工会議所の皆さまと協議のもと、安心して飲食を楽しんでいただける本市独自の「山陽小野田市新型コロナウィルス感染防止対策取組宣言飲食店応援制度」を実施しております。「スマイルステッカー」や「取組宣言ポスター」を見られたら、ここのお店は感染症対策にしっかり取り組んでいるお店だと、安心して飲食をお楽しみいただきたいと思います。と同時に、利用者側も一定のルールを守って、食欲の秋と「おいしい山陽小野田」を満喫しましょう。

 

藤田市長

 

令和二年十月一日

山陽小野田市長
藤田 剛二