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山陽小野田市長コラム(2020年7月1日)

市長の独り言 Vol.38

   「with コロナ」の生活が続いていますが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?人との接触に気をつけながら、まさかの夏でもマスク。今までに経験したことがない生活様式ですが、熱中症などの暑さ対策もしながら、うまく付き合っていくしかありません。万が一の自然災害においても、避難所等で3密を避ける工夫が求められます。「避難」とは「自らの命を守る行動」です。危険が迫ってくる状況では、躊躇なく行動に移すことが大切ですが、日頃からどういう状況ではどこへ避難すべきか、をしっかり考えておいていただきたいと思います。行政として出来ることもありますが、市民の皆さんにご協力をいただいて初めて成果が出ることもあります。コロナ終息まで、ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

 さて、6月27日、待ちに待ったJ2リーグが再開され、強敵ファジアーノ岡山を相手にレノファ山口は2点リードの後、残念ながら引き分けに終わりましたが、勝点4で順位も4位に上がりました。コロナ禍で無観客など制約が多いにもかかわらず、選手達がみせてくれるパフォーマンスやメッセージは、我々サポーターに大きな勇気を与えてくれています。

 日常生活が完全に元通りにならない中、改めてスポーツをはじめ、音楽・文化・芸術が持つパワーをひしひしと感じています。生活を豊かにしてくれるプラスアルファ的な存在を超えたもの、我々の日常に欠かせない必需品であると感じておられる方も多いのではないでしょうか。それぞれで楽しみつつ、さらに喜びを共有することで「私」が「私達」になり、人々とつながることが発想や行動を生みます。ただ好きであること、無条件に楽しいと思えるものなど、一人ひとり大切にされておられる趣味や芸術分野などがお有りだと思いますが、こういう時期だからこそ、自分で楽しむもあり、応援するもありで、日々の時間を充実させたいですね。

 

 今年の春を席捲した様々な自粛や制限が緩和されてきています。新型コロナの第2波が心配されますが、7~10月くらいは落ち着くのでは、と期待しています。この限られた期間を、もちろん次なる準備を怠ることなく、経済活動も含めて、「日常」に感謝しつつ、楽しみながらしっかりと普段の生活を送っていきましょう。

 

 

藤田市長

 

令和二年七月一日

山陽小野田市長
藤田 剛二