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山陽小野田市長コラム(2020年6月1日)

市長の独り言 Vol.37

 

 新型コロナウィルス感染症拡大防止のための緊急事態宣言は解除されましたが、引き続き全国民がコロナと戦っている状況です。特に医療従事者の皆様が、医療現場の最前線で自らの命の危険性と対峙しながらも、国民の命・健康を守るために献身的な活動をされておられますことに深く感謝申し上げます。

 本市においても、4月27日に初めての感染者が確認されましたが、無事退院されたとの報告を受けており、安堵しております。おかげさまで、その後の感染者は出ておりません。市民の皆さん、企業や団体の皆さんがしっかりコロナ対策を意識した生活や社会活動を実施していただいている証であり、改めて皆様の温かいご理解と多大なご協力に心よりお礼申し上げます。

 現在、国や山口県からの多様な生活・経済支援策が実施されており、市民・企業の皆様に漏れることなく申請・受理して頂けるよう、行政として最大限のバックアップをして参ります。また市独自の支援策である「事業継続給付金」や、山陽小野田医師会をはじめとする医療関係者の皆様のご尽力により「発熱者専用の内科診療(いわゆる、発熱外来)」を開始するなど、市民の皆様の大切な命と生活、そして地域経済をしっかりお守りする施策を講じております。これからも臨機応変に必要な対策を検討、実施してまいります。

 5月25日から学校も再開し、子供たちの元気な声が聞こえるようになりました。感染拡大自体は抑制傾向にあるものの、まだ第二波、第三波が予想される中、社会生活を営む上では、これまで無頓着だった部分についても、公表された「新しい生活様式」に沿う必要があります。改めて、これまで「普通」だったことが、ある意味「特別」だったことに気づかされますが、我慢や忍耐を強いられる日々の中でも、希望を持って「できること」を考え、行動する人もたくさんいます。本来あるべき「日常」(新しい日常)が続き、安心して暮らしていける社会を、今こそ皆さんと共に一緒に作っていきたいと思います。

 このコロナとの長い戦いに終止符を打つまで、ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

 

 5月18日、本市高泊地区で収穫された「ミヤタマモチ」を使用した新酒「高泊2020」のご披露をいただきました。当日は生産者を代表して、南高泊干拓もち生産部会の岡崎部会長、製造された永山酒造合名会社6代目の永山源太郎さん、そしてJA山口県宇部統括本部、美祢農林水産事務所の方々も同席されましたが、1年以上の試行錯誤を繰り返した成果として立派な日本酒の完成に至ったものであり、関係皆様の熱意とご努力に感謝申し上げると共に、新たな山陽小野田市の特産品誕生を大変嬉しく思っております。

 今年は、まず800本(720ml)製造され、永山酒造さん等で販売がスタートしております。家飲みも増えているようですので、キリッとした味わいの中にフルーティさも感じられる新酒「高泊2020」を、どうぞお楽しみください。

 

 

 

藤田市長

 

令和二年六月一日

山陽小野田市長
藤田 剛二