ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織で探す > 総務課 > 山陽小野田市長コラム(2019年9月2日)

本文

山陽小野田市長コラム(2019年9月2日)

市長の独り言 Vol.28

 

  1ヶ月前の話になりますが、8月5日の午前3時過ぎ、「やったー!」とテレビの前で大歓声をあげた人も多いと思います。全英女子オープンで優勝した渋野日向子プロ(20歳)の話です。また8月17日の高校野球の智弁和歌山戦で14回165球を投げきった星稜の奥川恭伸投手(18歳)。この若い2人に共通しているのが、試合中に見せる素敵な笑顔でした。渋野プロの笑顔は試合の行われた英国の観客のみならず、世界中のゴルフファンを魅了しましたし、奥川投手の笑顔は、勝っても負けても流す試合後の感謝の涙との対比で大きな感動を呼びました。「笑顔っていいな」と改めて感じ、心に残る今年の夏でした。

  このような笑顔が、あらゆる世代で、あらゆる場所で見ることができるまち、それが私たちが目指している「スマイルシティ山陽小野田」です。6月18日に運転開始式を行い、全小中学校を中心に市内20ヶ所254室に設置したエアコンの効果もあってか、子供たちの笑顔が教室にあふれています。8月2日の「みんなdeスマイルトーク」で活発な意見交換をさせていただいた、FMサンサンきららのパーソナリティの皆さんは、さすが情報発信の要として、このまちを良くしていこうという前向きな気持ちにあふれた笑顔が印象的でしたし、8月21日に行った第2回目となる「スマイルシティ山陽小野田一日市長体験」に参加してくれた市内中学1年生6人の生徒の皆さんの希望にあふれる笑顔も実に素敵でした。また今月30日に帰国報告会を予定していますが、姉妹都市のオーストラリア・モートンベイ市に中学生海外派遣事業で渡豪し、10日間にわたるホームステイをはじめ、諸事業を通して友好親善大使を務めてくれた生徒さんたちの笑顔いっぱいのお土産話も今から楽しみにしています。

  「笑う門には福来る」ということばもありますが、笑顔には数々の効果があるようです。免疫力アップ、血行促進、自律神経の安定、美容効果、人間関係の向上など。作り笑顔でも、口角を上げるだけでも脳は錯覚し、笑顔の時と同じ効果を得ることができるようです。

  今年6月の市長の独り言(Vol.25)で紹介した、竜王中学3年生の吉村唯さんの標語「その気持ち 誰かを笑顔にさせる種」を実感しています。日々の生活の中で、人は楽しかったり嬉しかったりすると笑いがこぼれます。苦しい時でも笑顔を絶やさないことで、逆境に立ち向かう自分を奮い起こしていくこともあります。楽しいから笑う、笑うから楽しい、どちらも有りですが、多様な人との関わりの中で、自然と笑顔があふれ誰かと共に笑い合える、そんな笑顔の輪を増やしていきたいと思っています。

 市民の皆さん「スマイルシティ山陽小野田」を一緒に創っていきましょう。

 

  

 

 

 

 

藤田市長

 

令和元年九月二日

山陽小野田市長
藤田 剛二