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山陽小野田市長コラム(2017年8月24日)

市長の独り言 Vol.2

 市長に就任して今日で4か月。毎月24日になると、何か誕生日が来たような錯覚に陥りますが、常に初心に立ち返りつつ、時間を無駄に過ごさないという意味では、良い感覚なのかもしれません。

 私は昨年末まで、25年間民間人でした。最後の4年7か月は地元企業の社長をしていて、その在任中に社内で「社長の独り言」と題したメルマガを月2回発行していました。これらは50号ごとに小冊子にまとめ、2冊発行をしたわけですが、その内容は、その時々の私の社長としての思いが詰まったもので、社員だけでなく多くの人たちに読んでいただきました。今回の「市長の独り言」はその流れをくむもので、市長としての思いをしっかり伝えることができればと思っています。

 さて、みなさんはレノファ山口の試合を観戦したことはありますか?
 現在J2で苦戦を強いられていますが、近い将来J1への道のりにおいて、「あの時の試練があったからこそ」と言われるように、我々サポーターも踏ん張っていかなくてはなりません。特に本市は公式練習場として、日ごろから選手との距離が近い分、他の地域より情熱を込めて応援したいものです。ご当地所属選手の池上丈二選手(背番号15)の活躍も楽しみです。今まであまりサッカーに関心のなかった人でも、一度生の試合を観ると、ハマって熱狂的なレノファファンになる人が多くいるようです。まだ観戦したことがない人は、ぜひご覧ください。また、本市にある県立おのだサッカー交流公園での練習風景やトレーニングマッチ(練習試合)もおススメです。

 7月から8月にかけて、各地で夏の催し物が数多く開催されています。花火大会、七夕まつり、地元の神社にまつわる伝統あるお祭り、など。地域のみなさんが協力されて、歴史・伝統・文化といった各地の特性を生かした素晴らしい行事ばかりです。小さなお子さんからご年配の方まで、世代を超えて多くの人たちが一緒に楽しんでいる姿は、まちの活力そのものだと思います。秋になれば、またお祭りシーズンになります。ぜひ、他の地域の行事にも足を運んでいただくと、また違った趣きで楽しんでいただけるのではないかと思います。

 私のまちづくりの基本的な考え方は、「地域の特性を生かす」です。「ないものねだり」から「あるものさがし」へ。まだ原石のものは磨いていく、そして今あるものをみんなで大切に育てていく。本市には、歴史・伝統・文化・スポーツ・自然などの資源が数多くありますが、何と言っても最大の資源は、そこにいらっしゃる「人」です。全国的(特に都市部を中心)に地域コミュニティの希薄化が問題視されていますが、安心・安全な社会をつくる上でも、日ごろから、地域での世代を超えたコミュニケーションが重要ではないでしょうか。

 まだまだ暑い日が続きます。みなさん、健康管理には十分お気をつけください。

藤田市長

 

平成29年8月24日

山陽小野田市長
藤田 剛二