本文
6月は住環境衛生推進月間です
快適な住環境を確保するための衛生対策に取り組みましょう
従来から、衛生害虫やねずみは、不快感を与えるのみならず、感染症や食中毒等の疾病の媒介動物として、公衆衛生面からも駆除の徹底が望まれているところです。
また、近年の生活様式の変化や住宅技術の向上に伴い、室内空気中への化学物質の放散など住環境衛生に関する新たな問題も生じています。
そこで、衛生害虫等の活動が活発であり、また、室内における室内空気化学物質の放散が増加しやすい等住環境衛生に対する問題が発生しやすい夏期に、月間を設け、推進機関等が連携して、広く住民に住環境衛生について周知し、衛生的で快適な生活環境を確保しようとするため、山口県では毎年6月を「住環境衛生推進月間」としています。
期間
6月1日から6月30日まで
推進機関等
山口県
市町
(公財)山口県生活衛生営業指導センター
(一社)山口県生活衛生同業組合連合会
(公社)山口県快適環境づくり連合会
(一社)山口県食品衛生協会
山口県ペストコントロール協会
ねずみ・衛生害虫の防除を推進しています
衛生害虫などの生活環境への侵入を防ぎ、駆除に努めましょう。
私たちの生活様式の変化や食生活の豊かさに伴い、生息条件が整ったため、年間を通じ活発な活動が見られるようになってきたゴキブリを始めとした衛生害虫は、気温の上昇ともに、活動が活発になります。
衛生害虫などは、存在自体が不快感を与えるということもありますが、消化器系感染症や食中毒などを媒介する危険性があることから、公衆衛生の面からも駆除が必要です。
駆除に当たっては、生息場所を確かめ、掃除や食品、残飯などの管理をしっかり行った上で、薬剤を使うなどすると効果的です。また、薬剤の使用に際しては、使用上の注意を守り、安全に十分注意しましょう。
注意して換気しましょう
気温が高い時期、特に、新築、改築、改装後の建物は、換気を励行しましょう。
近年、建物の気密性が高くなったことや化学物質を放散する建材や内装材が使用されるようになったことなどにより、新築・改築・改装後の住宅やビルにおいて、化学物質による室内空気汚染が生じ、その結果、居住者が頭痛、倦怠感、目やのどの痛みをはじめ様々な体調不良を訴える事例が発生しています。
その症状は多様で、症状発生の仕組みをはじめ、未解明な部分が多く、また、様々な複合要因が考えられることから、「シックハウス症候群」と呼ばれています。
室内空気を汚染する化学物質は、一般的に、温度が高いほど放散量が多いといわれています。夏期に、建物を長く締め切っていた時などは、十分、換気するよう心がけましょう。窓による換気は、場所がなるべく離れた2カ所の窓を開けると効果的です。
相談窓口
住まいの衛生に関すること
宇部健康福祉センター 生活環境課環境衛生薬事班(TEL 0836-39-9861)
住宅(シックハウス)に関すること
山口県土木建築部住宅課民間住宅支援班(TEL 083-933-3883)