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令和3年度 山陽小野田市人権講座を開催しました
令和3年度 山陽小野田市人権講座のようす
日時 | 会場 | 講師・内容 |
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2月4日 (金曜日) 18時00分 ~19時30分 |
オンライン開催 |
【講義】「多様な性を理解するために」 【講師】元公立学校養護教諭 佐伯 里英子 氏 (内容) 多様な性を理解するための入門編として、「体の性」、「心の性」、「好きになる性」、「表現する性」の4つのものさしから、様々な性のありようをご説明いただきました。セクシュアリティを考える大切な視点として、性的指向と性自認の話題にも触れ、現代のLGBTQの問題について分かりやすくお話いただきました。 また、自らの教員時代のご経験から、学校現場において配慮すべき点や子どもたちとのエピソードなどもご紹介いただき、学校の先生方にとっても参考となる講座でした。
(参加者の声) ・一番大切なことは、人としてお互いの違いを大切にしていくことだと改めて感じました。 ・一緒に社会生活をしているということを常に意識して生活していきたいと思いました。 ・70歳を過ぎて、初めて分かったような気がする講座でした。 ・「ふつうと感じること」は、一人ひとり違うのだということを、日ごろから子どもたちと一緒に考えていきたいです。 |
2月8日 (火曜日) 14時00分 ~15時30分 |
オンライン |
【講義】「発達障害への理解と支援」 【講師】山口県発達障害者支援センター 主任児童相談員 吉富 徹 氏 (内容) 発達障害のある方への支援の現場から、「発達障害の基礎知識」、「当事者やご家族に対する支援の現状」、「発達障害のある方への対応(子どもを含む)や、意識すべきポイント」の3つについてお話をいただきました。ADHD(注意欠陥多動性障害)やLD(学習障害)といった様々な障害の特性をはじめ、昨今の合理的配慮の解説や、公的支援を含めた相談機関の紹介、実際の相談場面で意識されていることなど、私たちの生活にも参考になる内容でした。
(参加者の声) ・発達障害のある方への対応や心構えについて、多くの方に理解していただくことが、今の時代はとても必要だと思いました。 ・障害のある方もない方も、お互いに理解しあえて住みやすい世の中になって欲しいと思います。 ・その人の特性にマッチしたものと結び付けてあげることができれば、社会全体としても力になるのではないでしょうか |
2月17日 (木曜日) 14時00分 ~15時30分
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オンライン |
【講義】「女性目線!くらし安心術~もしもに備える いつも~」 【講師】歌う防災士 しほママ 柳原 志保 氏 (内容) 実際に被災されたご経験をもとに、防災に対する日々の心構えや具体的な備えについてご講義いただきました。また、女性防災士としての視点も交えながら、人権に配慮した避難所運営のあり方、支援の方法などもお話いただきました。全国各地で様々な自然災害が発生している昨今、大変参考になったとの声が多く聞かれました。
(参加者の声) ・ただ備えるだけでなく、日々の生活に活用していくことが大切と気づかされました。 ・まずは家族で共有し、友人にも伝えていきたいと思います。 ・子どもや高齢者を不安にさせないためにも、もっと知識を深めたいと思います。 ・避難者自身の行動のあり方もよく分かりました。 |
2月25日 (金曜日) 14時00分 ~15時30分 |
オンライン |
【講義】「人権擁護委員の活動紹介」 【講師】宇部人権擁護委員協議会 人権擁護委員 有田 光枝 氏 【ビデオフォーラム】「人権を尊重するためには」 DVD…家庭の中の人権 「カラフル」 (東映株式会社) 【講師】山陽小野田市教育委員会 社会教育主事 来嶋 孝明 氏 (内容) 講座の前半には、山陽小野田市で活動されている人権擁護委員の方から、人権擁護委員制度についてご紹介いただきました。日々の人権相談のほか、実際に市内の小中学校で実施している人権教室や人権の花運動、人権作文コンテストなどの取組にも触れ、人権意識の大切さをお話いただきました。 後半のビデオフォーラムでは、DVDを活用しつつ、パネリストたちと一緒になって様々な人権問題への理解を深めていきました。正しく理解し、気づき・心で受け止め、行動すること・・・どれも人権を尊重するためには外せない大切なことであるとのお話でした。
(参加者の声) ・行動を起こす勇気の大切さ、自分にできることを考えていきたいと思います。 ・多様性を認め合う環境づくりを社会全体で考えていかなければいけないと思いました。 ・自分だけの問題ではなく、もっと周囲の現状に気づき、行動できるように努力したいです。 |