ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 分類でさがす > くらし・手続き > 人権・男女共同参画 > 男女共同参画 > > 「明日をともに考える笑顔の一行詩」入賞作品が決定しました

本文

「明日をともに考える笑顔の一行詩」入賞作品が決定しました

山陽小野田市は、令和3年度、性別による固定観念や無意識の思い込みにとらわれずに、個性を認め合う多様性に富んだ社会、互いに喜びや責任を分かち合い、誰もが自分らしく輝ける社会の実現に向けて「誰もがいきいきと笑顔で輝けるまちへ」をテーマにして一行詩を募集しました。応募者の年齢は7歳から90歳までと幅広く、全国から1,748点の作品が寄せられました。数々の力作の中から審査を経て入賞作品が決定しましたので、ご紹介します。(敬称略)
また、今回の入賞作品を市役所1階ロビーで展示し、入賞作品を載せたカレンダーを市役所及び各公民館・図書館で配布しています。

最優秀賞

ないようであった思い込み 認めていたようで否定していた多様性 気づいた私は新しい
(徳島県阿南市 澤田 典子)

想い・エピソード

自分にはないと思っていた差別につながる思い込み。認めているようで、そうではなかった多様性。人から指摘されたときは驚愕しました。でもそこから新しい私が始まったように思います。視野が広がり、自分自身も楽に生きられるようになりました。

選評

自分の中に巣くう偏見を素直に認め、そこからグイっと心の向きを変える姿勢が鮮やかに表現されていて、潔さと力強さを感じます。

 

優秀賞

たった一つの笑顔 たった一つの言葉 これだけで頑張れる時がある
(宮崎県児湯郡高鍋町 日野 秀子)

想い・エピソード

田舎育ちの私は18才で大阪に就職して以来、神戸・東京と移り住み、その都度いろんな所で働きました。先輩の忘れられない言葉に「他人(ひと)と一緒に仕事のできる人が欲しい」今でも大切な一言です。

選評

「たったひとつ」「たったひとつ」「これだけで」・・・ささやかで消え入りそうな言葉のたたみかけの中に、そのひとだからこそ感じられる希望のありかが表現されているようで、読みながら思わず「よかったね」と声をかけてあげたくなる一行詩です。

普通だと みんな言うけど 本当は 普通なんて どこにもない
(山陽小野田市立小野田中学校 吉田 遙姫)

想い・エピソード

みんなこれが普通だと言って差別をしていると思う。本当は普通などなく、自分達で普通だと決めつけているだけ。

選評

中学生の堂々たる入選作です。背筋を伸ばして、教室でも友達同士が集う場所でも、このきっぱりした言葉で、自分も仲間も支えていってほしい。そしてそんな共生の輪を広げてほしいと願います。

 

入選

優しさは分けっこしたって減ったりしない
(広島県福山市 まろんママ)

想い・エピソード

人に優しくした分は減ったりしない。続けるとむしろ増えるように思います。

自分には ちょっと苦手な あの人も 他の誰かの 大切な人
(山陽小野田市立竜王中学校 山縣 大丸)

想い・エピソード

自分が苦手だと思う人でも、その人の家族や友人からすれば大切な人なのだと思うと、少し苦手意識が和らぎます。

肌の色 目の色だけを見てないで 見えない心も見てあげて
(山陽小野田市立小野田中学校 末廣 千晴)

想い・エピソード

人は目に見える部分のみで物事を判断しがちである。見えない部分は想像するしかない。その想像をやめてしまうことが、差別や偏見の原因となる。見えないものこそ見ようとすることが必要だ。

 

誰もみな 持ってる意見は 違うけど “わたし”は“あなた”を 否定はしない
(東京都大田区 むーむー)

想い・エピソード

幸せな社会にするために、みんなが「同じ」になる必要はない。「違い」を「違い」として認めることが、それぞれの生きやすい未来につながっていくと思う。

離れても 「誰か」と生きる 私たち きっと前よりも 助け合えてる
(神奈川県川崎市 小和瀬 茉莉)

想い・エピソード

コロナのせいで直接会ったり、食事に行ったりすることが難しくなってしまった今の社会。でも、お互いを思いやってるからこそ「会わない」という選択肢をとる私たちはきっと前よりも、優しく、協力しあえてる。名前も知らない「誰か」のために私たちは今日もマスクをつけて、人混みを避けて、生きているんだと思う。

これまでの 当たり前って 何だろう 未来の為に 今を動かせ
(山口県立厚狭高等学校 杉村 優斗)

想い・エピソード

コロナでこれまでの当たり前が当たり前ではなくなっているので、東京オリンピックなどこれからの為に、今できる事を考え当たり前の日常を取り戻すために世界中が協力して頑張ってほしいという想い。

ありのままの自分が 受け入れられる世界 ありのままの自分で 居たいと思える世界
(サビエル高等学校 畠山 千佳)

想い・エピソード

現在、偏見やコンプレックスに苦しみ、世の中に生きづらさを感じている人が多くいます。互いの個性を認め合い、自分らしく生きたいと思える人が1人でも増えてほしいという思いを込めて。

 

特別賞

認め合う 誰かの自信に変わるから あなたの声で 伝わるもの
(サビエル高等学校 米原 希華)

想い・エピソード

誰か1人にでも認められることで、自分自身に勇気や誇りが持てるので、世界中の人々が他者を認めようとすることで平和で平等に生きられると思います。

その一歩 あなたの力が 未来を変える ともにつなごう 笑顔のバトン
(山口県立小野田高等学校 山下 遥叶)

想い・エピソード

「一人一人が「誰かのために」と1歩前に進むだけで、思いやりと優しさという大きな力が未来を希望あふれる良いものにするだろうな。そして私自身多くの人の笑顔に支えられ助けられてきたので、そういったあたたかい笑顔いっぱいの世の中にしたい。その笑顔が次の世代、その次の世代へとバトンのようにつながればいいな。」という思いをこめました。