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ヒューマンフェスタさんようおのだ~人権を考えるつどい2023~を開催しました。
12月4日~10日の人権週間にあわせて「ヒューマンフェスタさんようおのだ~人権を考える集い2023~」を開催しました。たくさんのご参加ありがとうございました。
概要
と き
令和5年12月9日(土曜日)13時30分~15時40分
ところ
山陽小野田市民館 (山陽小野田市栄町9番25号)
主 催
山陽小野田市、山陽小野田市教育委員会、山陽小野田市人権教育推進協議会
共 催
宇部人権啓発活動地域ネットワーク協議会
内 容
文化ホール
13時10分~ 人権擁護委員活動紹介
13時30分~ 開会行事
令和5年度人権に関する作品(標語、ポスター)コンクール優秀作品表彰・インタビュー
令和5年度全国中学生人権作文コンテスト宇部地区大会表彰
14時05分~ 講演
演題:外国人とともに暮らすー多文化共生の実現を目指してー
講師:永井 涼子
(山口大学国際総合科学部 准教授)
ロビー
・人権に関する作品展示
・「人権の花」運動紹介パネル展示
・市内の日本語教室の紹介パネル展示
当日の様子
●人権擁護委員活動紹介
人権擁護委員が、普段どんな活動をしているか紹介がありました。人権イメージキャラクターの人KENまもる君と人KENあゆみちゃんも登場しました。
●山陽小野田市人権に関する作品(優秀賞)の表彰式・インタビュー
本市では、毎年度、人権教育の一環として人権に関する作品(標語とポスター)を募集しており、今年度は合わせて556点の応募がありました。その中から優秀賞を受賞された皆さんを表彰し、作品に対する想いを語っていただきました。
標語
<小・中学校の部>
「気づいたら 聞いてあげよう どうしたの?」
厚狭小学校 5年 浅利 鉄太さん
<高校・一般の部>
「何気ない 言葉の軽さで 受ける傷」
一般 茅壁 豊さん
ポスター
<小学校の部>
厚狭小学校 4年 浅利 美桜 さん
<中学校の部>
高千帆中学校 1年 真鍋 梨沙 さん
●令和5年度全国中学生人権作文コンテスト宇部地区大会表彰
法務局では、中学生が人権についての作文を書くことで、人権尊重の重要性、また、必要性について理解を深めるとともに、豊かな人権感覚を身につけてもらうことを目的として、昭和56年度から、全国中学生人権作文コンテストを実施しています。今年度は、第42回全国中学生人権作文コンテスト宇部地区大会において、宇部市・山陽小野田市内の中学校16校から917作品の応募があり、山陽小野田市内の中学生3名の方々が見事入賞されました。
<協議会長賞>
竜王中学校 1年 瀧原 彩夢 さん
<入賞>
高千帆中学校 1年 大上 菜南 さん
小野田中学校 2年 渡邊 虎雅 さん
●講演「外国人とともに暮らすー多文化共生の実現を目指してー」
講師:永井 涼子
(山口大学国際総合科学部 准教授)
講師紹介
永井先生は、筑波大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程修了後、フランスのグルノーブル第三・スタンダール大学で日本語講師、独立行政法人国際交流基金で日本語教育専門員を経て、現在、山口大学国際総合科学部で准教授として教鞭をとっておられます。また、学識経験者として、山口県多文化共生推進指針策定委員会の委員を務めておられるほか、山陽小野田市で開催されている日本語教室「にほんごで話そう!in ASA」において、コーディネーターをしていただいており、市内の多文化共生・国際交流においても御協力いただいています。
講演について
講演では、多文化共生の定義から、多文化共生の実現に向けて私たちに必要となる考え方、やさしい日本語や地域日本語教室の役割など、丁寧に説明いただきました。多文化共生と聞くと難しいイメージを持つ人もいるかもしれませんが、先入観にとらわれずまずはコミュニケーションをとってみること、また、自分と異なる文化を持つ人に対し、「支援してあげる」ではなく地域の構成員として「ともに生きる」を目指すことの大切さを教えていただきました。
参加者の皆様からは、「多文化共生は人権課題の本質的なところを理解するのにとても役立った」、「『やさしい日本語』を使っていきたい」など、様々な御意見が寄せられました。
●ロビー展示(人権に関する作品、「人権の花」運動紹介パネル)
市内の児童生徒や一般の方の標語・ポスター、有帆小学校・出合小学校における「人権の花」運動の取組の様子等を掲示しました。また、市内の日本語教室の紹介パネルも展示されました。