本文
ヒューマンフェスタさんようおのだ~人権を考えるつどい2022~を開催しました。
「ヒューマンフェスタさんようおのだ~人権を考える集い2022~」は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、入場者数を制限し、開催しました。
概要
と き
令和4年12月10日(土曜日)13時30分~15時40分
ところ
山陽小野田市民館 (山陽小野田市栄町9番25号)
主 催
山陽小野田市、山陽小野田市教育委員会、山陽小野田市人権教育推進協議会
共 催
宇部人権啓発活動地域ネットワーク協議会
内 容
文化ホール
13時30分~ 開会行事
令和4年度人権に関する作品(標語、ポスター)コンクール優秀作品表彰
受賞者インタビュー
14時05分~ 講演
演題:ダイバーシティと地域社会
講師:堤 千佳子
(山陽小野田市立山口東京理科大学 ダイバーシティ推進室 副室長)
ロビー
・人権に関する作品展示
・「人権の花」運動紹介パネル展示
当日の様子
●山陽小野田市人権に関する作品(優秀賞)の表彰式・インタビュー
本市では、毎年度、人権教育の一環として人権に関する作品(標語とポスター)を募集しており、今年度は合わせて817点の応募がありました。その中から優秀賞を受賞された皆さんを表彰し、作品に対する想いを語っていただきました。
標語
<小・中学校の部>
「どこまでも つながれ広がれ 思いやり」
竜王中学校 3年 徳光 大夢さん
<高校・一般の部>
「誰ひとり 置いていかない 社会の輪」
サビエル高校 2年 山根 理之さん
ポスター
<小学校の部>
高千帆小学校 6年 大上 菜南 さん
<中学校の部>
厚陽中学校 1年 木本 愛瑠 さん
<高等学校の部>
サビエル高等校 2年 松本 光希 さん
●講演「ダイバーシティと地域社会」
講師:堤 千佳子
(山陽小野田市立山口東京理科大学 ダイバーシティ推進室 副室長)
講師紹介
堤先生は、東京外国語大学英米語学科を卒業され、お茶の水女子大学大学院修士課程(英文学)修了後、梅光学院大学教授を経て、現在、山陽小野田市立山口東京理科大学共通教育センターの教授を務められ、令和4年にセンター長に就任されました。また、令和3年8月に「男女ともに活躍できる大学を目指す」という主旨で設置された「ダイバーシティ推進室」の副室長を兼務され、令和4年より山陽小野田市男女共同参画審議会の会長に就任されました。専門はアメリカ文学で、19世紀末の作家ヘンリー・ジェイムズを中心に、特に女性の視点から研究を重ねていらっしゃいます。
講演について
「誰もが暮らしやすく、持続可能な発展が望める地域社会を実現させるためには、ダイバーシティを受容することが重要であり、ダイバーシティを受け入れるためには、一人ひとりが、お互いの人権を尊重する意識を持つことがとても大切である」というメッセージを様々なデータ等を交えながら、分かりやすくお話をしていただきました。
御参加いただいた皆さんからも「ダイバーシティの重要性を理解できた」、「『みんなちがってみんないい』の精神をたくさんの人に広めたい」といった御意見が寄せられており、それぞれの立場から、改めてダイバーシティや人権について考えてみるきっかけとなったのではないかと思います。
●ロビー展示(人権に関する作品、「人権の花」運動紹介パネル)
市内の児童生徒や一般の方の標語・ポスター、須恵小学校・厚陽小学校における「人権の花」運動の取組の様子等を掲示しました。