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市の業務に生成AIの活用を開始しました
生成AIを活用して業務の効率化を図ります
目的
人口が減少していく中で、市民ニーズは多様化しており、現状に合わせた規模、仕事のやり方への変革が求められる。生成AIを活用して業務を効率化し、人にしか対応できない業務に力を注ぎ、「活力と笑顔あふれるまち~スマイルシティ山陽小野田」を実現する。
活用に向けた課題と取組
課題 | 取組 | 詳細 |
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効果的に活用できる業務は何か洗い出したい | 市役所において生成AIの活用が向いている業務の選定 |
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活用にあたってのリスクを軽減したい | 生成AIを業務に適用する際の運用ルール、注意事項などをまとめた「山陽小野田市生成AIガイドライン」の策定 |
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市職員が効果的に使えるようにしたい | 生成AIからより良い回答を得るための「プロンプトテンプレート」の作成 |
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市役所内での生成AI活用の理解を深め、その効果を最大化するための継続的な「ワークショップ」の実施 |
(初級編) 生成AIに関する基本的な活用方法や注意点を広く学び、職員全体の生成AIへの関心を高める。 (実践編) 生成AIを一定程度活用している職員を中心に、文章作成、アンケート分析、エクセル関数・VBA作成、調査・法制度解釈について、生成AIを活用することで、どう業務を効率化を図るかを学ぶ。 |
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活用しやすい環境を整えたい |
自治体専用ネットワーク上での生成AI利用環境の整備 ・「NICMA/ニックマ for LGWAN Powered by GPT-4」 |
【主な機能】
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取組の経緯
令和5年度 | |
4月 |
本市がデジタル化の支援を受けている日本情報通信株式会社と、自治体業務に生成AI活用することについての検討を開始。 |
5月 | 市職員様20名に対し、生成AIの基礎知識、簡単な使い方、体験、ディスカッション等のワークショップを実施。 →その結果、参加した市職員全員が、自治体業務に生成AIの活用が有効であると認識し、今後も継続検討していくことになった。 |
6月 | 市職員全員を対象に、BingAI等を活用した生成AIの市役所業務へ活用の施行実施を開始。 |
7月 | 10月を目途に、日本情報通信株式会社と連携して、生成AIを本格的に活用することを合意。 |
9月 | 市職員223名に対し、基礎編のワークショップを実施。 |
10月 |
ガイドライン策定、自治体向け生成AI利用対話型アプリ「NICMA」の利用開始。 |
1月 | 市職員40名に対し、実践編のワークショップを実施。 |