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本文

シティセールスレポート(令和4年度分)を公表します

シティセールスレポート(令和4年度分)概要

趣旨

「シティセールス推進指針」に沿って年度ごとの取組状況を把握し、シティセールス推進における成果や課題、対応策等を取りまとめ、公表することにより、職員及び市民等のシティセールスに関する理解を深めるとともに、シティセールスの取組をより円滑・活発にすることを目的として、「シティセールスレポート」を作成する。

令和4年度の取組状況

【魅力の発信】目標 人口流出の抑制(ターゲット:市民)

(1)本市への理解を深め、誇り・愛着・共感を感じてもらうための情報発信の充実

①広報紙、ホームページ、SNSを活用した情報発信
広報紙、ホームページ、SNSを活用し、まちの魅力を市内外に発信した。令和4年度は、新たな情報発信ツールとして、公式インスタグラムと公式ラインを開設した。

②動画を活用した情報発信
「山陽小野田市公式動画チャンネル」を活用し、YouTube 上で、移住定住PR動画など新たに12本の動画を加え、計69本の動画を公開した。

(2)本市への愛着を深めるためのフード・グッズの活用

①ロゴマーク、イメージカラーの活用
シティセールス課及び各部署にて取り組んだ。

②フード、グッズ等の作成及び活用

■PRロゴマーク缶バッジ
来庁者やイベントの参加者等に配布し、PRツールとして活用した。また、スマイルマークのほか、くぐり岩と花の海のヒマワリをデザインした缶バッジや、レノファ山口のマスコット「レノ丸」とコラボした缶バッジ、スマイルハロウィンさんようおのだの缶バッジ、観光協会のPRキャラクター「イケメン又兵衛(来嶋又兵衛)」及び「恋する和泉ちゃん(和泉式部)」の缶バッジなどを作成して配布し、更なる市のPRに取り組んだ。

■PRロゴマークピンバッジ
シティセールス課の窓口で販売する(1 個200 円)とともに、スマイルプランナーの新規登録者に配布した。

■職員用ネックストラップ
PRロゴマーク及びイメージカラーである「オレンジ」を用いたネックストラップを職員及び議員が使用した。また、イベントスタッフ用としてネックストラップの貸し出しも行った。

■職員用名刺
職員一人ひとりがシティセールス推進員としての自覚を持ち、日頃の業務を通じてシティセールスに取り組むために作成した統一デザインの名刺を職員各自で作成した。

■のぼり旗
ロゴマーク及びイメージカラーをPRできるのぼり旗を本庁舎内7か所、出先機関8か所に常設している。

■記者会見用バックボード
PRロゴマーク及びイメージカラーを用いたバックボードを、記者会見やイベント等で活用した。

(3)本市への誇り・愛着・共感を高めるためのフェスティバル、イベントの実施

①ハロウィンイベントの開催(スマイルハロウィンさんようおのだ2022)
新型コロナウイルス感染症の状況・対応を踏まえ、実施可能な内容及び規模で「スマイル・ハロウィンパーティー」を開催した。また、10月の1か月間をオレンジ月間とし、市のイメージカラーである「オレンジ」への関心を高めるとともに、市内における消費喚起を目的とする「スマイル・オレンジフェア」を開催した。さらに、オレンジ月間を盛り上げるため、「スマイルまちなかフェス」として10月に市内各所で開催されるイベントと協力し、相互PRを行った。

②レノファ山口を契機とする取組
令和3年6月に締結した「山陽小野田市と株式会社レノファ山口とのスポーツによるまちづくりに関する包括連携協定」に基づき、スポーツ活動を通じて市民の交流及び連携を促進し、市民の誰もが心身ともに健やかに暮らし、活力と笑顔あふれるまちづくりの実現のために、レノファホームゲームでの市のPR活動や選手と園児との交流事業などに取り組んだ。なお、維新みらいふスタジアム(山口市)での市PRブース出展は、3回行った。
◎山陽小野田市サンクスデー(令和4年4月3日:大宮アルディージャ戦)
山陽小野田市移住定住PR、ジェルキャンドル制作体験、レノファ応援メッセージ作成、市SNS登録キャンペーン
◎ホームゲームPR出展(令和4年9月14日:ツエーゲン金沢戦)
ハロウィンイベントPR、CLASS GLASS(くらすグラス)PR、観光PR、市SNS登録キャンペーン
◎開幕戦PR 出展(令和5年2月18日:大宮アルディージャ戦)
CLASS GLASS(くらすグラス)PR、市SNS登録キャンペーン

③パラサイクリングを契機とする取組
令和4年6月に一般社団法人日本パラサイクリング連盟と「パラサイクリングによるまちづくりに関する包括連携協定」を締結し、これまで培ってきた関係性をさらに強化し、市民とトップアスリートの交流事業や互いの情報発信を促進し、市民の誰もが
心身ともに健やかに暮らし、活力と笑顔あふれるまちづくりの実現を目指すことを確認した。令和4年度は、6月に山陽オートレース場でパラサイクリング日本代表チームが合宿を行い、その際には、有帆小学校の児童との交流を行った。また、連携事業として市内保育園や小学校を選手が訪問しての交流事業の実施など、市民との距離を縮め、パラサイクリングを支援する機運の醸成に努めた。

④ガラス文化の発信
■「CLASS GLASS(くらすグラス)」 地元お披露目会 CLASS GLASS Exhibition in Sanyo-Onoda
(令和4年8月6日~31日:きららガラス未来館)
本市のガラス文化の発展を目的に令和4年2月に誕生したガラスアートのブランド「CLASS GLASS(くらすグラス)」。「暮らす」に寄り添うやわらかさ、凛とした上質さを表す「CLASS」をブランド名に込めている。市民に広く知っていただく機会として、市内で初めてのお披露目会を開催した。お披露目会初日の8月6日には、午前・午後の2部構成で、関係者(市長、ガラス造形作家、株式会社三越伊勢丹、株式会社日本デザインセンター)によるスペシャルトークイベントを開催。本市が「ガラスアートのまち」となった歴史や、会場装飾のデザイン解説、今後の取組など、パネリスト4人がブランドへの思いを語った。また、同日から、市内のガラス造形作家5人が制作した「CLASS GLASS」作品の展示・販売を、きららガラス未来館でスタートした。

■「CLASS GLASS」 作品展示・販売企画展 CLASS GLASS in ISETAN SHINJUKU であう つくる とどける
(令和5年3月15日~21日:伊勢丹新宿店 本館5階リビングセンターパーク)
伊勢丹新宿店(東京都)にて作品展示・販売を行う企画展を開催した。「高い芸術性と暮らしに取り入れやすいスタイル」をコンセプトにした、ガラス造形作家の個性きらめく作品が登場。また、ガラス造形作家とクリエイターの鈴木マサル氏、KIGIの植原亮輔氏・渡邉良重氏、氷室友里氏とのコラボレーションによる新たな作品も数量限定で展示・販売を行った。

(4)全施策による「住みよさ」の向上

各部署において取り組んだ。

(5)その他の取組

①市役所による取組
各部署において取り組んだ。空き家バンク制度は、市外、県外の利用希望者からの問合せを多数いただいており、成約によって移住定住につながる。空き家バンクの登録数、利用希望者からの問合せを増やすために、空き家バンク登録物件を対象とした改修補助金、及び家財道具等処分費補助金制度の制度を実施している。

②報道機関への情報提供
より広く情報発信する手段として記者発表を実施。令和4年度中の実施回数は642回(前年度比77件増)。

【魅力の発信】 目標 新たな人の流れをつくる・財源の確保(ターゲット:市外の人)

(1)本市の認知度向上・イメージアップにつながる情報発信

①広報紙、ホームページ、SNSを活用した情報発信(再掲)

②動画を活用した情報発信(再掲)

③シティセールスPRポスター第2弾を作成して掲示
第二次総合計画に掲げる将来都市像を表すキャッチフレーズ「活力と笑顔あふれるまち~スマイルシティ山陽小野田~」の実現に向けて、平成30年度、市のPRロゴマーク作成と合わせて、PRポスター第1弾「笑顔生まれる」を作成した。第1弾のポスターは、交流人口の増加を目的として、「くぐり岩」「夕陽」「ヒマワリ」などの観光資源を使用した、観光要素の強いデザインで作成。今回作成したPRポスター第2弾は、第1弾のコンセプト「笑顔生まれる」を維持しつつ、新たに「暮らし」の要素をプラスし、観光要素だけでなく、本市の居住地としての魅力である「住みよさ」も盛り込んだ内容で、本市の「住みよさ」や「SMILE(笑顔)」を感じてもらえるデザインとして作成した。このポスターで、市民や本市に訪れた方が笑顔で過ごすことができるまちであることをPRし、第1弾と第2弾のポスターを合わせて掲出することにより、市内外に向けてシティセールスを推進していく。
◎掲出場所
市役所、各支所・出張所、市内公共施設(地域交流センター)、山口東京理科大学、移住フェア出展時の相談ブース等
◎作成部数
300部(規格:B1判 フルカラー)

④山口宇部空港を活用したPR
1階到着ロビーのPRコーナーに、ポスターやくらすグラス企画展チラシ、シティセールスガイドブック「SO smile」、移住定住情報リーフレット「SMILE LIFE」を設置したほか、観光プロモーション動画を配信した。

⑤JR新山口駅を活用したPR
JR新山口駅構内(在来線側自由通路及び新幹線柵外コンコース)にあるデジタルサイネージに、本市の観光素材掲出したほか、観光プロモーション動画を配信した。

⑥ガイドブックの配布
本市の魅力や住みよさを市内外にPRするためのガイドブック「SO smile」の内容を更新し増刷。市役所等公共施設や山口東京理科大学への設置、県の移住相談員が常駐するやまぐち暮らし支援センター(東京都、大阪府、山口市)等に備え付けたほか、大都市圏で開催された移住フェアなどで配布した。

⑦ガラス文化の発信(再掲)

(2)観光客数を増加させるフェスティバル、イベント、観光事業の実施

①ハロウィンイベントの開催(スマイルハロウィンさんようおのだ2022)(再掲)

②観光事業
■産業観光バスツアーの開催
「セメントのまち」などの産業の歴史や文化、「サッカー」や「ゴルフ」などのスポーツの魅力を知ってもらうだけではなく、市内の飲食店やお土産品店を訪れ、市の魅力をPRした。

■山陽小野田観光協会フェイスブック、インスタグラムを活用した情報発信
四季折々のお花の開花情報、花火大会や物産フェアなどのイベント情報のほか、市内飲食店の紹介などを発信し、本市の魅力をPRした。
◎フォロワー数(令和5年3月31日時点)
・フェイスブック 1,154人
・インスタグラム 2,494人

■山口県住みます芸人「どさけん」さんによるSNS(フェイスブック及びインスタグラム)を活用した情報発信
市内で開催するイベントの告知や飲食店・ふるさと納税返礼品の紹介などを発信し、本市の魅力をPRした。
◎投稿回数 73回

■第5回スマイルコースト・ウォークの開催
本市の特徴である長い海岸線や「日本の夕陽百選」に認定されている焼野海岸の夕陽を体感しながら、約30kmを歩くウォーキングイベントを開催した。また、通過地点では、名産品等による食のおもてなしにより市の魅力をPRした。
◎実施日 令和4年11月26日(土)
◎参加者数 194名(完歩者数185名)
◎食のおもてなし ①みちしお:貝汁、②花の海:シュークリーム、③浜のてんぷら屋:チーズボーイ、④厚陽地域交流センター:おにぎり弁当、⑤縄地ヶ鼻公園:豚汁、⑥東沖緑地公園:ヒノデジェラート、⑦きらら交流館:パエリア

■やまぐち名産品フェアの開催
「第14回やまぐち名産品フェア」を令和4年1月7日から9日までの3日間、おのだサンパークで開催。山陽小野田名産品に認定されている商品などを一堂に集めて販売した。
◎参加事業者(13事業者)
ほりうち(株)、加納商店、自然派木工房 木洩木、永山酒造(名)、(有)みつや・トロアメゾン、縁起焼小野田店竹まる、小野田陶芸連盟、(株)花の海、パティスリーグランシャリオ、餃子の福原、(株)宇都宮帆布工房、ごろうのはたけ、ジェラテリアバールSAKURA

■観光協会のぼり旗及びテーブルクロスの制作
観光協会PRキャラクターである「イケメン又兵衛(来嶋又兵衛)」「恋する和泉ちゃん(和泉式部)」をモチーフとしたのぼり旗及びテーブルクロスを制作した。
◎内容 のぼり旗30本、テーブルクロス1枚

■観光協会ホームページの全面リニューアル
アフターコロナに向けて本市の魅力を広く効果的に情報発信できるよう観光協会のホームページをリニューアルした。
◎新サイト開設日 令和4年9月1日

■インスタグラムハッシュタグキャンペーン「#スマイルシティで秋旅」
新たな観光プロモーションとして、SNSを活用したインスタグラムハッシュタグキャンペーンを実施した。テーマを「山陽小野田のいいとこ探し」とし、「#スマイルシティで秋旅」のハッシュタグをつけてインスタグラムに投稿してもらった。フォロワー数の増加に繋げ、本市の周知と魅力の促進を図った。
◎実施期間 令和4年10月1日~11月30日(2か月間)
◎投稿者数 43人(投稿数120回、投稿写真数272枚)
◎フォロワー増加数 144人

③わがまち魅力発信隊
令和4年4月24日、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム(広島市)で行われたプロ野球「広島東洋カープ対横浜DeNAベイスターズ戦」にて、3年ぶり2回目となる「わがまち魅力発信隊」による本市のPRを行い、ふるさと納税返礼品等、市の魅力を来場者にPRした。大型ビジョンでは、15秒間の市の移住定住PR動画を放映。ライト側のかば広場では、市の特設ブースを設置し、観光PRグッズを配布したほか、市内飲食店による名産品等を販売。ガラポン抽選会、きららガラス未来館の万華鏡製作体験等も行われ、多くの人が訪れていた。

④大学開放デー
山口東京理科大学のキャンパスで令和4年9月25日、日ごろ見ることができない大学の施設や講座、科学実験などを実際に見て、聴いて、体験できるイベント「大学開放デー」が初めて開催された。大学の研究室や市内外の企業、市内高等学校による科学実験体験コーナーでは、多くの親子連れが科学実験などを楽しむ姿が見られた。シティセールスPRブースでは、ハロウィンイベントや観光、移住定住、ガラス文化を発信したほか、レノファ山口応援企画を実施。またこの日は、市主催のスマイルエイジングに関するイベント「健康で長生きのまちづくりフォーラム」も同時開催された。その中では、市民の健康づくりをサポートできる身近な相談拠点として市が認定した薬局「スマイルエイジング薬局」の認定式も行われた。イベントには多くの人が訪れ、科学と健康に親しむ1日となった。

(3)移住検討者に役立ち、本市の魅力が伝わる情報発信ツールの作成・活用

移住検討者等に向けた移住定住情報ポータルサイト「SMILE LIFE」を令和4年3月に開設。仕事や住まいの情報、本市への移住者インタビューページなどを掲載し、移住検討者に役立つ情報の発信に努めた。令和4年度は、移住者インタビューを3組追加して公開(計7組)。また、移住検討者に配布する移住定住情報リーフットを山口宇部空港、やまぐち暮らし総合支援センター、やまぐち暮らし東京支援センター、やまぐち暮らし大阪支援センター等に設置するとともに、大都市圏で開催された移住フェア等で配布し、移住検討者へ本市の魅力を発信した。

(4)移住者への優遇策の実施

①転入奨励金の交付
「山陽小野田市転入促進条例」は、令和5年1月1日を以て廃止。条件によっては制度廃止後も新規交付対象となる場合があるため、転入して住宅を取得した交付対象者に対して、取得した住宅の家屋部分の固定資産税相当額を転入奨励金として5年間交付する。
〈令和4年度申請数 実績323件〉

②UJIターン推進・支援
本市への転入者を増やすため、「山口県央連携都市圏域」や「ぶちええ山口県民会議」と合同で開催する移住交流フェアに出展し、移住検討者に関心を持ってもらえるよう働きかけていく。移住定住リーフレットを活用し、移住フェアへの出展を増やして、本市への移住相談件数を増やすとともに、移住定住を促進する。
〈令和4年度移住相談件数 実績78件〉
〈令和4年度移住フェア出展回数3回〉

③移住就業・創業支援
国において、東京一極集中の是正を図り、UJIターンを促進するとともに、人手不足に直面する地域の企業の人材確保を図るため、移住支援を実施しており、本市においても県と連携しながら当事業を実施することにより東京圏からの移住及び就業・創業を支援する。これまで移住支援金を交付した人数は0人であったが、令和4年度は初めての交付対象者が市内に就職して移住した。

④スマイルシティ・ライフ体験事業の開始
~移住定住コンシェルジュ(移住支援員)の新設、お試し暮らしの開始~
本市の定住促進の取組である「スマイルシティ・ライフ体験事業」は、移住検討者に対し、丁寧に御相談に応じるとともに、短期の滞在を通して、本市のまちの雰囲気や生活環境等を体験できる機会を提供することにより、本市への移住促進を図り、移住者の誘致を目的とした事業である。民間のノウハウを活用するため、これらのノウハウを持つ専門業者へ委託し、移住検討者からの問い合わせ・相談対応、移住定住SNS等の情報発信強化、お試し暮らし体験の企画、戦略立案等を実施する。また、移住定住コンシェルジュ(移住支援員)を配置することによって、市職員と一体となって業務を進める。

◎移住定住コンシェルジュ(移住支援員)
河口 温美(かわぐち あつみ):山陽小野田市出身
【移住支援員による業務内容】
・市移住定住インスタグラムを活用した情報発信
・本市に興味のある方との関係構築、データベース作成等
・移住検討者からの問い合わせ・相談対応、相談者との継続的な関係構築
・お試し暮らし利用者のフォロー(面談、現地案内)、アフターフォロー

◎フォロワー数(令和5年3月31日時点)
・移住定住インスタグラム 1,172人

◎お試し滞在利用補助金(令和4年12月開始)
・本市のまちの雰囲気や生活環境を体験できる「お試し暮らし」の提供を実施
・移住検討を目的とした市内の宿泊施設の滞在費を補助する
・1組につき4泊以内 かつ 1組4人以内の利用を想定
・1人当たり1泊7,000円を上限とする
〈令和4年度実績 申請3組4人〉

◎移住フェア相談対応
市が参加する移住フェアに移住定住コンシェルジュ(移住支援員)を参加させ、ブース誘客、移住相談対応を行う。

(5)全施策による「住みよさ」の向上

各部署において取り組んだ。

(6)サポート寄附金返礼品の認知度を高めるための情報発信
(7)サポート寄附金返礼品数の増加

本市では、自主財源確保のため、サポート寄附金(ふるさと納税)を募っている。平成28年度から更なる自主財源の確保及び地域経済の活性化等を目的として、寄附者に対して返礼品を送付するとともに、納付方法の簡素化(クレジット払い)を行い、寄附者の寄附意欲増進や利便性拡大に努めている。令和4年度は、前年度に引き続き、受発注業務を専門事業者に委託するとともに、複数のポータルサイトに掲載し、更なる寄附金額の増額を目指した。返礼品画像の更新、ふるさと納税ポータルサイトへの商品広告など返礼品のPR強化や新商品の開発を行った。
〈令和4年度サポート寄附金実績:8,078 件、124,964,000 円〉
〈令和4年度返礼品実績:66 事業者、372 品目〉

【魅力の発信】 目標 新たな人の流れをつくる・財源の確保(ターゲット:市内外の企業)

(1)積極的な企業誘致活動の展開及び進出企業優遇施策の継続実施
(2)産学官連携による新産業の創出、創業支援
(3)創業、起業の支援

■企業誘致
小野田・楠企業団地への進出に関して、令和4年5月20日に株式会社ハウディ(本社:熊本県)、令和4年8月8日に株式会社オカダ電気(本社:宇部市)、令和5年2月20日に山陽小野田グリーンエナジー株式会社が進出を決定した。当団地への企業進出は山陽小野田グリーンエナジー株式会社で13社目となった。

■創業応援金の交付
「山陽小野田市創業支援等事業計画」に基づく特定創業支援事業を受けた事業者に対し、支援のための助成金を交付する。
〈令和4年度実績:12 件〉

■創業支援(個別相談会、支援セミナー等の実施)
「山陽小野田市創業支援等事業計画」に基づき、創業を希望する方への個別相談、会計処理相談などの各種相談会、創業セミナー等を実施。また、創業された方に対しても、フォロー体制を整え、事業経営をブラッシュアップする。商工会議所への委託事業とし、実施事業は市の創業支援等事業計画に基づく「特定創業支援事業」と位置付ける。
〈令和4年度実績:個別相談会 週2~3 回開催、支援セミナー4 回〉

■起業家支援資金の融資
市内で創業するための運転資金・設備資金が必要な場合に1,000 万円を限度として融資する。
〈令和4年度実績:5 件〉

【本市のファンのまちづくりへの参画を円滑にしていくための仕組み】

 スマイルプランナー制度に関する取組状況

■登録者数(令和5年3月31日現在)
◎個人 236(+7) ◎団体 60(+4)

■令和4年度活動報告書・アンケートのとりまとめ
令和4年度分の活動報告書・アンケートをとりまとめ、市HPに掲載

■登録者の紹介
Facebook や市ホームページにて随時紹介

■制度の周知
◎ラジオ番組でのPR
◎イベント会場でのPR、登録受付
◎Facebook で掲載

■スマイルプランナー同士の交流
◎スマイルプランナー交流会(R4.10/23)
【参加者】40名
◎スマイルプランナー交流会(R5.3/27)
【参加者】22名

■スペシャル・スマイルプランナーによる情報発信
第1号 西広ショータさん
◎山陽小野田市出身のシンガーソングライター
◎ライブ開催時に市のPR
◎SNS での情報発信、ハッシュタグをつけての更新
◎山陽小野田市内の飲食店巡り

第2号 北永健人さん
◎山陽小野田市在住の小学生
◎生まれつき心臓に複数の難病を患い、3歳までに大きな手術を3回経験
◎令和4年12月5日にスペシャル・スマイルプランナーに登録
◎ご当地キャラクター折り紙の日本全国巡回展示を令和4年12月10日から令和5年4月2日にかけて九州5県(福岡・長崎・佐賀・大分・熊本)で実施
◎夏休み期間に赤崎地域交流センターと本山地域交流センターで折り紙展示を実施

【推進体制の整備】

1 シティセールス推進本部の開催

シティセールス推進指針に基づく諸施策を、全庁を挙げて戦略的かつ効果的に推進するため、市長を本部長とするシティセールス推進本部を2回開催した。

2 職員への普及啓発(研修会の開催)

シティセールスを効果的に推進するためには、市職員全員がシティセールスマンであるとの自覚を持ち、職務に取り組むことが大切である。そこで、シティセールスの意識を高め、本市の取組を共有するとともに、職員の情報発信に能力を高めるため、
研修会を開催した。
◎対象:入庁6~10年目までの若手中堅職員
◎内容:下記の5つのテーマ
(1) シティセールスとは
(2) シティセールの取組
(3) 観光分野における取組
(4) 市職員の情報発信
(5) グループワーク

取組の成果・効果

平成30年度(2018 年度)からスタートした本市のシティセールスの取組を更に発展させるため、引き続き、ロゴマークとイメージカラー「オレンジ」を積極的に活用した。ロゴマークは、名刺やネックストラップなど職員の利用やスマイルチケットなどの各事業、封筒などの印刷物といった庁内での利用はもとより、市内のイベント告知チラシへの掲載など、広く庁外での利用も進んでおり、市民の目に触れる機会が増えている。

PRポスター第1弾「笑顔生まれる」は観光要素の強いデザインで作成し、令和4年度、新たに作成した第2弾は、本市の居住地としての魅力である「住みよさ」や「SMILE(笑顔)」を感じてもらえるデザインとして作成した。この2枚を掲示し、移住フェアやPRブース出展などで活用しているため、県外の方に山陽小野田市をPRすることができている。

令和4年度は、新型コロナウイルス感染症の影響を見極めながら、イベントにも積極的に参加し、市内外に向けてPR促進を図った。広島市マツダスタジアムでわがまち魅力発信隊に3年ぶりに参加して、名産品物販や本市の特徴的な事業をPRし、本市への関心を高めた。スマイル・ハロウィンパーティーについても3年ぶりに開催し、多くの来場者に対し本市をPRすることができた。

移住定住施策については、令和3年度まで新型コロナウイルス感染症拡大の影響により対面型イベントへの出展ができなかったが、令和4年度は移住定住リーフレットを活用し、大都市圏で行われる移住フェアへ出展した。スマイルシティ・ライフ体験事業により配置した移住支援員も移住フェアに同行してもらい、移住相談対応を行った。その結果、移住相談件数で昨年度の指標を大きく上回ることができた。移住検討者からの住居、生活、仕事、子育て等の相談に対し、移住支援員がワンストップできめ細かく対応し、移住に向けた関係構築を図ったことから、令和4年度は、前年度比約4.6 倍となる78件の相談を受け付けた。移住フェアの実績は、1月に東京で開催された移住フェアで22件27人、2月に大阪で開催された移住フェアで6件9人の移住相談を受け付けた。これらの相談件数は、同日に参加していた県内の自治体の中で最も多い相談件数となった。

観光施策については、やまぐち名産品フェアを開催し、名産品認定事業者のうち、13社による販売を行い、3日間で約210万円の売上額となり、名産品のPR及び販路拡大に繋げることができた。これに加えて初の試みとして、東京都庁内「全国観光PRコーナー」において、名産品認定事業者のうち、15社の合計56品目の商品を販売し、首都圏での名産品等のPRを実施し、販路拡大を図った。また、令和4年9月に観光協会ホームページのリニューアルを実施し、スマートフォンや多言語対応のほか、デザインやコンテンツ構成の見直しなどを行った。開設後のホームページ閲覧数については、これまでの2倍以上となっており、情報発信の強化を図ることができた。

ふるさと納税については、令和4年度、本市の返礼品の売れ筋商品であるおせちが昨年度の受注数よりもさらに減少したものの、新規で売れ筋商品の開発に成功したため、全体としては寄附件数は増加、寄附金額は微増した。

情報発信媒体として、新たに公式LINEを開設し、イベント実施日や申請等の締め切り日に応じたタイミングで情報を発信することができた。また、令和4年12月の導入時はコロナ禍であり、市として迅速に周知したい情報(ワクチン接種や検査キットの配布に関するお知らせ、コロナに関する市長メッセージなど)についても、即時に発信することができた。

課題は、県外での本市の認知度がまだまだ低いこと、本市を認知している移住関心層を創出することであり、移住者を増やすためには、まず、本市に関心を持ってもらうことがスタートと考える。ターゲットに対して移住先として広く知ってもらうためのPRとして、オンラインセミナーの開催や移住フェアへの参加を積極的に行う。本市への認知度向上を図るため、第1弾と第2弾のポスターを用いたPRを継続しながら、デジタル媒体を活用したPRを実施する。多くのユーザーを持つデジタル媒体でPR広告を行うことにより、本市を認知してもらうとともに、魅力を発信する。これまでメインターゲットとはしてこなかった首都圏をメインターゲットとすることにより、新たな交流人口の創出や移住者獲得の可能性も高まってくる。

ハロウィンイベントについては、市民が誇りや愛着をもてるイベント、市外から多くの方に来場してもらえるイベントへと成長させていくためにも、良いものは引き継ぎながら、新しい仕掛けも必要となる。若者によるまちの魅力発信力強化のために、主体的に実施する体制を築いていく必要がある。

観光については、名産品の認知度向上及び県内外における販路拡大に繋がるように更なる取組を打ち出していく必要がある。情報発信媒体としては、若い世代の情報ツールであるインスタグラムでの情報発信に力を入れ、市の魅力を広く周知することで、情報発信を強化していく必要がある。

また、公式LINEについては、より有益で幅広い情報の発信を目指すとともに、イベントなどを活用して新規LINE登録者を増やし、広報紙を補う媒体として活用していく。

ふるさと納税については、寄附額3億円の達成に向けて、引き続き、参加事業者との関係強化を図り、売れ筋返礼品や高額返礼品の開発、返礼品数の増加、現地型の寄附手段を取り入れる事やクラウドファンディングによる寄附の募集に取り組む。

今後も引き続き、シティセールスについての職員研修を実施することで、職員一人ひとりにシティセールスの意識をもってもらい、個々の業務における広報活動の重要性を認識し、実践してもらう。これにより、本市の認知度を更に向上させ、人々の共感を得られるようなプロモーション活動を積極的に行い、交流人口、関係人口、移住定住者の増加を図ることができるよう、引き続き全庁体制でシティセールスに取り組んでいく。

PDF版シティセールスレポート(令和4年度分)

シティセールスレポート(令和4年度分) [PDFファイル/4.69MB]

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