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市民意見公募制度(パブリックコメント)とは
山陽小野田市は、審議会への公募委員の参加、全員公募委員による「まちづくり市民会議」の開催、「市政説明会」や「対話の日」の開催など、市民の皆さんへの情報提供とともにご意見をお伺いするなど、市政への市民参加を推進しています。さらに「市民意見公募(パブリックコメント)制度」の実施により、市政への市民参加機会の拡充に努めています。
市民意見公募(パブリックコメント)制度とは・・・・・
市の基本的な計画や条例などの策定に際し、その目的、内容、市の考え方などを公表して広く市民の皆さんからご意見や情報をいただき、これを考慮して意思決定を行うとともに、寄せられご意見等の概要とこれに対する市としての考え方を公表する一連の手続きで、今回、市共通のルールとして制度化します。
- パブリック(public)=市民
- コメント(comment)=意見
市民意見公募(パブリックコメント)制度導入の背景と意義は・・・・・
近年の社会経済情勢の変化による住民ニーズの高度化、多様化に対応するため、今までの画一的な行政運営から脱却し、地方公共団体は、自己決定、自己責任に基づく行政システムの構築が求められています。
そのために、住民と地域の視点に立った行政運営、すなわち、行政は一層の情報公開や説明責任に努め、行政への市民参加を促進し、住民と行政がともに考え、ともに役割を担う「協働」によるまちづくりを進める必要があります。
市民意見公募(パブリックコメント)制度は「行政への市民参加」の手法の一つとして導入し、市民ニーズを踏まえた、公正で実効性のある政策の展開を目指すものです。
手続きの流れ
1.市の基本的な計画案や条例案を策定・公表
市は、新しい計画や条例の案をつくり、市民のみなさんに、その内容や目的をホームページ等で公表します。
2.市民のみなさんからの意見提出
公表された計画(条例)案について、市は広く市民のみなさんから意見を募集します。
3.意見の集約と検討
市は、みなさんから寄せられた意見を参考に、計画(条例)案の内容を再検討し、より良い計画(条例)づくりに向けて計画(条例)案を修正します。
4.意見に対する市の考え方や修正内容を公表
市は、寄せられた意見の概要とこれに対する市の考え方や計画(条例)案の修正内容をホームページ等で公表します。
5.計画決定・条例制定手続き
市民のみなさんの意見を反映した修正後の計画(条例)案をもとに、計画決定(条例制定)に向けた手続きを行います。