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妙徳寺山古墳出土品

名称

妙徳寺山古墳出土品
<245品>
捩文鏡(1面)、鉄刀子(1口)、瑪瑙製勾玉(2個)、翡翠製勾玉(2個)、緑色凝灰岩製丁字頭勾玉(3個)、小型滑石製勾玉(174個)、管玉(59個)、鉄剣(1口)、高坏(1個)、短頸壷(1個)

所在地

山陽小野田市大字鴨庄94番地 厚狭地区複合施設内

概要

妙徳寺山古墳は、全長30mの前方後円墳であり、県内約30基の前方後円墳の中で22~23番目の大きさである。国道2号バイパス建設に先立つ分布調査で発見され、平成2年(1990年)、事前の発掘調査が実施された。未盗掘の主体部より捩文鏡(面径8.5cm)、鉄刀子、勾玉、管玉、小型勾玉が原位置を保った状態で出土し、周壕床面から鉄剣(現存長約14cm)、墓道から土師器高杯、短頸壷が出土した。
中でも、捩文鏡は清緻な文様が施されている。また、小型滑石製勾玉は全長6~9mmの大きさながら、形を正確に表現し、穿孔を施しており、当時の造形技術の高さをしのぶことができる。出土品は、5世紀前半代の在地首長の副葬品・供献品のセットの1パターンを示す貴重な資料である。
県指定文化財。(平成12年12月15日指定)

アクセス方法

<展示場所(厚狭図書館)>

JR山陽本線厚狭駅から徒歩約7分

 

<妙徳寺山古墳>

山陽自動車道「小野田IC」から車で北方面に約5分(駐車場なし)

荒草バス停留所より徒歩12分