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山陽小野田市長コラム(2023年1月1日)

市長の独り言 Vol.68

 あけましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
 

 さて、昨年4月から本市では第二次総合計画中期基本計画がスタートしており、重点プロジェクトを3つ掲げております。まず「地域を創る」では、防災気象情報システムの導入や公民館・福祉会館の地域交流センター化、そして「ひとを創る」では、ねたろう保育園の開園、出産祝金・小学校入学祝金給付の開始、さらに令和5年3月議会の議決を経て、令和5年度から中学校入学祝金給付の開始、子ども医療費助成制度の所得制限撤廃を予定しています。そして「まちの価値を創る」では、ガラスブランド「CLASS GLASS」の立ち上げ、商工センター跡地開発に伴うLABV事業の本格化など、着実に事業を推進してまいりました。また、横断的施策として「デジタル化の推進」では、市役所公式LINEがスタートしております。あわせて、スマイルエイジングの推進、並びに山口東京理科大学との連携も新しい事業展開を進めております。特に大学では、今年4月にデータサイエンス系の「数理情報科学科」が工学部に誕生します。また、来年4月には「医薬工学科」が設置される予定です。今後とも市民・企業・団体の皆様をはじめ、多くの方々と力を合わせ、協創によるまちづくりを進めてまいります。

 新たな施策を進める際に、まず目的やゴールを共有することが大切との思いから、昨年のキーワードは「共感」としました。そして、この1年間事業を進める中で、次のステップに進むためには「やって良かった」「何か変わりそうだ」と「実感」していただけることが更に重要となります。「共感」から「実感」へ充実発展してまいります。

 「地域を創る」の中でも最重要施策である「地域運営組織(RMO)」の組成について、地域の皆さんとともに、いよいよ本格的に取り組んでまいります。地域課題をみんなで共有し、課題解決に向けみんなで考え行動していく、まさしく「協創によるまちづくり」を実践していくこととなります。

 昨年末、心臓病と闘いながら折り紙で全国に勇気と元気と笑顔を届けている本山小学校4年生「北永健人」くんに、2人目となるスペシャル・スマイルプランナーになっていただきました。コロナ禍でこれだけの活動をしている健人くんから多くのことを学びました。市民一人ひとりの力を結集すれば、難しい課題もクリアできるのではと思います。市民の皆様と一緒に活力と笑顔あふれる「スマイルシティ山陽小野田」を創ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 2023年、令和5年が市民の皆様にとりまして希望にあふれる1年となりますことをお祈りいたします。

 

 

 

 

 

藤田市長

 

令和5年1月1日

山陽小野田市長
藤田 剛二