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山陽小野田市長コラム(2021年10月1日)

市長の独り言 Vol.53 

 

  東京2020オリンピック・パラリンピックが多くのドラマと感動を残し幕を閉じました。本市にとって最も嬉しいニュースは、パラサイクリングの杉浦佳子選手が、日本最年長の記録付で、2つの金メダルを獲得されたことです。表彰台の笑顔からは想像もできませんが、生死をさまよう事故からの復活と今も残る障がいと戦いながら、本人の意思と周りのサポートがあっての最高の結果。「最年少記録は2度と作れないけど、最年長記録はまた作れますね(笑)」「ここからが伸びしろ」など、常に「次」を見つめる姿は、多くの人の背中を押してくれたのではないでしょうか。
 日本パラサイクリング連盟日本ナショナルチームの皆さんが、山陽オートレース場を練習拠点にされたのが、今から6年前の平成27年(2015年)のことで、過去13回練習合宿され、大変貴重なご縁を頂いております。日頃から、たゆまぬ努力を重ねておられる姿を見ているだけに、今回の金メダルは自分のことのように嬉しく思いましたし、惜しくもメダルには届かなかった、藤田選手、川本選手、藤井選手からも大きな勇気と希望をいただきました。権丈監督はじめ、関係するすべての皆様に改めて感謝申し上げます。この文章を書くにあたり、改めて感動が甦ってきました。これからも山陽小野田市はパラサイクリングの皆さんとの継続的なお付き合いを大切にしていきたいと思います。

 さて、今月は「オレンジ月間」です。本市のイメージカラーであるオレンジを街中で展開し、市内外の皆さんに市の魅力をアピールすることが目的です。コロナ対策をしっかり講じる中で、「スマイルハロウィンさんようおのだ2021」が無事に開催されることを願っております。10月17日開催予定だったメイン事業「スマイル・ハロウィンパーティ」が中止になったことは大変残念ですが、その思いは来年度以降につなげていきたいと思います。

 関係皆様のご協力によりまして、ワクチン接種が大変順調に推移しております。今月末には希望される全ての市民の皆様に接種が完了できる見込みです。マスク着用等の基本対策は必要ですが、徐々に普段の生活が戻ってくることを期待しています。
 この秋は市議会議員選挙や国政選挙が続きますが、市政に停滞は許されません。デルタ株による第5波もようやく収まりつつあるとされていますが、完全終息までには、まだ時間を要すると思われますので、暫くの間、ウィズ・コロナが続く中で、一人ひとりがやり方を工夫しながら、「今」出来ることをしっかり実行に移していきたいと思います。

 

 

 

藤田市長

 

令和三年十月一日

山陽小野田市長
藤田 剛二