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山陽小野田市長コラム(2020年3月2日)

市長の独り言 Vol.34

 

 先月、埴生中学校が第13回キャリア教育優良学校文部科学大臣表彰を受賞されたと言う、大変嬉しいご報告を受けました。令和2年4月の「埴生小中一貫校」開校に向けて、小中一貫教育の推進に係る研修等、9年間の学びを見据えた取組を実践されています。また、生徒が夢や目標をもち、一人の社会人として自立できるよう、体験活動を通して基礎的・汎用的能力を高める機会を設定し、地元の企業や地域の方と連携する等、コミュニティ・スクールの機能を活用しながら、組織的にキャリア教育を推進されています。このような数々の主体的な取り組みに頭の下がる思いがしました。その中の一つである地域を知る「埴生学」を重ねることで、そこから発展して「青年の家」を地域の皆さんが力を結集し、見事に清掃されました。これこそが、私 が理想とするシビックプライドにつながる活動であり、関係する皆さまに改めて感謝申し上げます。

 今年4月から埴生小中一貫校が新たにスタートします。また半年後の10月には学校に隣接する敷地に建設中の埴生支所、公民館、児童クラブ等が一体となった施設が供用開始される予定です。津布田・埴生地区において、学校と地域の皆さんが主体的に地域づくりを推進していく、そのような本市の先駆的な取り組みを期待しています。我々行政も更なる地域発展に向けて、地域の皆さんと共に前向きな汗をかいていきたいと思います。

 これこそが、協創によるまちづくりの理想的な形と考えます。

 

 さて、新型コロナウィルス感染が、連日報道され、拡大傾向にあります。本市でも先月21日に対策本部を設置し、情報収集や今後の方針、情報提供などを行っていますが、当面3月末日までの間、市が主催(共催含む)するイベント、集会等の開催については、原則延期、または中止するという方針を出しました。個々の内容等をみた上で、イベント、集会ごとに検討した結果になりますし、まだ未定のものもありますので、こうした情報については市ホームページ上で随時お知らせしていくこととしています。

 現時点で最も重要とされているのは、感染の拡大のスピードを抑制すること、そのためにこれから1~2週間が極めて重要という専門家会議の指摘があります。今、私たちにできることは何かを考えた行動を、皆さん一人ひとりがしていただきたいと思いますし、その上で、感染が早期に収束し、一日も早く皆さまとイベントなどを楽しめるようになることを願っています。

 

 

 

藤田市長

 

令和二年三月二日

山陽小野田市長
藤田 剛二