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山陽小野田市長コラム(2020年2月3日)

市長の独り言 Vol.33

 

  最近、こんな本を読みました。タイトルは「1兆ドルコーチ」。著者は、グーグル元会長兼CEOのエリック・シュミットを含む、グーグル関係者3名です。2019年4月にアメリカで発表され、日本語訳は2019年11月に発行されました。この本の主人公は「ビル・キャンベル」という、シリコンバレー中の成功者に絶大な影響を与えた伝説の「共通の師」の話です。本の表紙のコピーには、このように書かれています。「アメフトのコーチ出身でありながら、優秀なプロ経営者。ジョブズの師であると同時に、グーグル創業者たちをゼロから育て上げたコーチ。アマゾンのベゾスを救い、ツイッター、ユーチューブCEOらを鍛え、たった1人でシリコンバレー中の企業に空前の成功をもたらした伝説のリーダー、ビル・キャンベル。」この文章を読んで、私も興味が湧き、読んでみました。

  一言で言うと、大変素晴らしく勉強になる内容でした。私が常日頃大切にしている言葉「ひと」「チーム」「信頼」などについても詳しく書かれており、納得・共感しました。ここでは詳細は省きますが、大いにお薦めしたい本の1冊です。
  因みに、私のNo.1書籍は、サミュエル・スマイルズの世界的名著「自助論」で、今から約160年前に出版されました。明治初期に日本語訳が出され、当時100万部のベストセラーを記録しております。日本が「明治」という新しい時代へと大きく変わる中、福沢諭吉の「学問のすゝめ」と合わせて、当時の若者たちの考え方・生き方に多大な影響を与えたと言われています。

  この2冊に共通していること、それは「人の力」そして「リーダーの力」です。いくら、AIが発達しても、人間の力に勝るものは無いことを教えてくれます。
 私も、まちづくりを進める上で、自己やチームとしての成長に力を注ぎつつ、また多くの皆さんとのつながりを大切にしていきたいと思っています。

 

藤田市長

 

令和二年二月三日

山陽小野田市長
藤田 剛二