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山陽小野田市長コラム(2019年8月5日)

市長の独り言 Vol.27

  レノファ山口の結果に一喜一憂しているファンも多いと思います(実は私もその一人です)。今季はスタートから苦しい試合が続きましたが、前半戦の最後になる6月は3勝2分の負けなしと素晴らしい成績でした。7月最初も勝利で飾り、3連勝と波に乗りかけたのですが、7月は1勝3敗1分でした。7月末現在16位で、プレイオフ圏内6位との勝点差が14、残り17試合での巻き返しを期待したいところです。第32節、9月14日の対愛媛FCとのホームゲームは、山陽小野田市サンクスデーでもありますので、多くの皆さんのスタジアム観戦と熱い応援をお願いいたします。

 レノファと言えば、県立おのだサッカー交流公園等で、先月2回小学生を対象として実施された夏休み企画のレノファ交流事業が大好評でした。子供たちが憧れのJリーガーの選手たちを間近に見て、大きな夢を抱いてくれたのではないかと思います。練習拠点でもある山陽小野田市ならではの事業であり、関係者の皆さまに感謝申し上げると共に、これからも「レノファに会えるまち」さらに「レノファのいるまち」として、スポーツをまちづくりに活かしていきたいと考えます。

 

 さて、今年3月からスタートしている「スマイルプランナー制度」をご存知でしょうか?約4ヵ月がたち、登録者数も徐々に増えていますが、単に登録者数を増やせばよいのではなく、スマイルプランナーの趣旨を市民の皆さんにしっかりご理解いただき、一緒にまちづくりを推進していく基盤として機能していくことが重要です。

 今一度、ご説明いたしますと、スマイルプランナーとは、「山陽小野田市が好きだ!」「このまちのために何かやってみたい」「生まれ育ったまちに恩返しをしたい」等々。また、すでに地域の清掃活動や見守り活動など、日頃から山陽小野田市に温かい思いを寄せて頂いている方々が同じ気持ちを共有できる仕組みとして作ったものです。

 市民全員が今住んでいるまちが好きということ、そして住みよいまちのために自分のできる何かをしている(したいという思いも含めて)こと、そんなまちってスゴイと思いませんか。皆さんにそう思ってもらえるために行政としてすべきことも多くありますし、現段階でできていないこともありますが、それらに一つひとつしっかり取組みながら、思いを一にする市民の皆さんと一緒に「誇れるふるさと」にしていくこと、それが市長として私が目指している山陽小野田市の姿です。

 皆さんは好きな人のために何かしたいと思ったことはありませんか。例えとして適切かどうかはわかりませんが、人々の心の根底に、このまちが好きという思いや愛着、誇りがあって、そしてそこから生まれる「何かしたい」「何かできるのではないか」という気持ちや行動。(何か行動することによって、まちを大切にするようになることもあります)私たちはそうした思いを大切にしたいと思いますし、そうした行動の支援、また既に取り組んでおられる方には感謝とあわせて、さらにその行動が拡がるようなお手伝いをしたい。スマイルプランナー制度はそうした皆さんとつながりを持つためのものでもあります。

 私も公務以外で、市のイメージカラーであるオレンジをPRするために、オレンジ色のネクタイを身に着ける、といった理由でスマイルプランナーに登録しています。レノファを応援するでも、健康寿命を延ばすためにウォーキングするでも、理由は何でも結構ですので、是非とも積極的なご参加をお願いしたいところですが、登録自体そもそも強制されるものでもありませんし、嫌々ながら参加するものでは決してありません。どうぞ、気軽な気持ちで楽しみながら継続できる取り組みとして共感していただければ幸いです。問い合わせは、地域振興部シティセールス課までお願いします。市民の皆さん、一緒に「スマイルシティ山陽小野田」を創っていきましょう。

 

 ところで、7月の1ヶ月間、お読みになられた方も多いのではと思いますが、日本経済新聞の「私の履歴書」にプロゴルファーの中嶋常幸さんのコラムが掲載されていました。ゴルフに対する真摯な取り組み姿勢や、父親や奥様との関係など実に興味深い内容で、私も毎日楽しみに拝読しました。特に奥様が山陽小野田市ご出身ということで、2度にわたり、「山口・小野田市」とお書きいただき、大変嬉しく思いました。奥様、中島律子さんの著書「ロープ~“隔て”から“絆”へ 夫・中嶋常幸 復活の軌跡」も読ませていただきましたが、夫婦愛にもとづく中嶋常幸さんの人生観が見事に表現されており、感動するとともに、いい勉強になりました。現在「トミーアカデミー」でジュニア育成にも力を注いでおられる中嶋プロのお姿は、これからの日本社会のお手本とすべき、ひとつの形だと思います。

 

 毎日、暑い日が続きます。8月はお盆休みなどで行動範囲も広がり、多くの出会いが期待できる時期でもあります。健康に十分留意され、どうぞ素敵な夏をお過ごしください。

 

 

  

 

 

 

 

藤田市長

 

令和元年八月五日

山陽小野田市長
藤田 剛二