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山陽小野田市長コラム(2019年6月3日)

市長の独り言 Vol.25

   「令和」(Beautiful Harmony = 美しい調和)の時代がスタートし、1ヶ月が過ぎました。今年は何をするにしても、「令和元年」という枕詞がつき、長年にわたり記憶に残る1年となるでしょう。今年が没後100年となる、山陽小野田市の名誉市民第1号でもある笠井順八翁が成し遂げられた数々の偉業のように、市政においても令和元年に取り組んだことが、後々に皆さんから「今、大きく花開いている」と評価されるよう諸施策を展開してまいりたいと思います。

 

  さてここで、私のプライベートについて少し書いてみたいと思います。私の趣味は、音楽(ROCK)です。中学1年生からラジオやレコードを中心に、ビートルズをはじめ世界中の音楽を聴いてきました。もっぱら聴くことが専門で、バンド等の活動には消極的なのですが、過去4回だけキーボード担当で演奏したことがあります。その4回目が、先月25日の第8回「復活!住吉まつり」前夜祭でのステージでした。今年で3年連続となる、林芳正参議院議員のバンド「森林組合」に村岡嗣政山口県知事と私が参加するという、実にまれなシチュエーションで、私にとりましては緊張感一杯のステージとなりました。林先生や村岡知事はお上手なので楽しんでプレイされていましたが、私は皆さんにご迷惑をおかけしないようにと一所懸命でした。もう少し腕を上げて、皆さんとの演奏を楽しむ余裕があればなと思うところもありましたが、大変貴重な経験となり、関係された皆さまに感謝しています。

 

 「ワークライフバランス」という言葉があります。内閣府では「仕事と生活の調和」と訳しており、ワークライフバランスが実現された社会とは、「就労による経済的自立ができること」「健康で豊かな生活のための時間が確保できること」「多様な働き方・生き方が選択できること」という3つを兼ね備えた社会とされています。また一方で、筑波大学学長補佐・助教授でメディアアーティストの落合陽一氏は、「ワークアズライフ」という新しい考え方を提唱しています。これは「仕事とプライベートを分けることなく、寝ている時間以外はすべて仕事であり趣味である」という考え方です。仕事(ワーク)と生活(ライフ)を時間で分ける「タイムマネジメント」から、仕事のストレスが多いか少ないかで分ける「ストレスマネジメント」が必要であるとも述べています。超AI時代を生きていくための手がかりのひとつとして考えられたようです。どちらにせよ、令和の時代が向かう先、2030年代、2040年代は世の中が大きく変化すると予測されており、一人ひとりの生き方が問われる時代なのかも知れません。

 皆さんと一緒に努力して「スマイルシティ山陽小野田」が実現できれば、私にとってこれに勝る喜びはありません。考え方は「ワークライフバランス」でも「ワークアズライフ」でも、どちらでも構いません。「いいチーム」をつくり、「協創」によるまちづくりを進めていけば、必ずいい結果が待っていると信じています。

 

 最後に、先月の嬉しいニュースをお伝えします。竜王中学校3年生の吉村唯さんが「児童福祉週間」の標語コンテストで、全国から応募された11,961作品の中で最優秀作品に選ばれ、その報告のため表敬訪問に来られました。その標語とは「その気持ち 誰かを笑顔にさせる種」です。本市が目指す、「スマイルシティ山陽小野田」にもピッタリあてはまる言葉として、大切に広めていきたいと思います。若い人の活躍は本市にとって大きな活力・エネルギーとなります。令和元年を気持ちよくスタートできる大変嬉しいニュースでした。

 

  

 

 

 

 

藤田市長

 

令和元年六月三日

山陽小野田市長
藤田 剛二