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山陽小野田市長コラム(2019年3月1日)

市長の独り言 Vol.22

 

  2月20日から、来年度当初予算案を含む約40に及ぶ議案の審査がなされる3月定例市議会が始まりました。初日は、平成31年度市政運営にあたっての施政方針を説明させていただきましたが、その中でも触れていますように、第二次総合計画の2年目となる来年度は、「協創のまちづくり」によって「これからの山陽小野田市」の骨格をつくりあげていく大切な一年となります。この一年でまいた種を開花させることとあわせて、まだまだ種をしっかりまくことも必要です。5月からの新しい時代を迎えるにあたり、これから市も変わっていかなければなりません。引き続き、強い志をもって、市職員一丸で臨んでいく覚悟です。

 さて、いよいよJリーグが開幕となりました。J2のレノファ山口FCは、2月24日、柏レイソルとの初戦で1対2の逆転負けを喫しました。18年間、J1リーグに在籍していた柏レイソルですから、力の差はあるにしても、十分に勝ち点をあげられる試合でした。今シーズンは是非とも2位以上、最低でも6位以内で、11月24日の最終戦で有終の美を飾ってほしいと期待していますが、そのためにも、ホームゲームが続く第2節、3月2日のヴァンフォーレ甲府戦では、全力応援が必要です。初戦の入場者数が8,440人でしたので、それを上回る大応援団でサポートしたいですね。

 「レノファに会えるまち山陽小野田」の幟が市内各地に100本立っていますが、日頃の生活の中で、レノファの選手や監督、スタッフをお見かけすることも多いと思います。「毎週末、レノファの試合が楽しみ」「レノファと共に暮らすまち」「山陽小野田って、いいね。」となるよう、諸施策を展開していきたいと思います。

 昨年11月から、「みんなdeスマイルトーク」を始めました。今年度は、小野田青年会議所(JC)、小野田商工会議所青年部(YEG)、山口東京理科大学生、山陽商工会議所青年部(YEG)の皆さん(計4回、59名)と今後のまちづくりについて意見交換をさせていただきました。日頃から主体的に積極的に活動をしておられる皆さんのお話は大変参考になると共に、市の部長等との人的ネットワークも向上できたと感じております。

 何をするにしても、人と人との関係が大切です。これは「場や時間を共有する(対話)」→「共感を生む」→「信頼関係を構築」という過程を経て、各々が起こす「主体的で創造的な活動」の相乗効果として、地域や市民生活といったあらゆる場面で「成果」を生み出すことにつながります。「スマイルシティ山陽小野田」の実現のために掲げる大きな旗ともいえる「協創によるまちづくり」を進めるにあたって、今後も継続していきたいと考えておりますが、まちづくりが単なる自治体の都合や主導とならないために、このまちに誇りを持ち、主体的に行動する人々を見出し、あるいは呼び込み、育成することも重要です。私達はそうした方々を「スマイル・プランナー」と呼び、さらに多様な主体による活動を効果的に引き出しながら、全市民によるスマイルシティの実現を目指しています。この制度の登録が3月4日(月)から始まります。ご不明の点については担当課(シティセールス課)にお問合せいただき、多くの皆さんの登録をお待ちしています。

 3月は、これまでの環境との別れと新たな旅立ちとなる卒業式、卒園式シーズンでもあります。私も6校・園に出席いたしますが、皆さんの新しい門出にエールを送ると共に、多くの経験を積んでの更なる成長を期待したいと思います。企業も団体も行政も地域もすべて「人」が要です。私の一貫した考え方は、物事はすべて外部環境より内部環境が大切。その内部環境とは「人」です。環境変化を上回る人材育成をすることで、困難な事態にも対応し、将来に向けて種をまき、多種多彩かつ多様性のある花を咲かせたいと考えています。また、市役所においても、働き方改革やワークライフバランスにも配慮しながら、相互の信頼関係を構築し、チームとして成果がでるような組織運営に努めてまいりたいと思います。

 

 

 

 

藤田市長

 

平成31年3月1日

山陽小野田市長
藤田 剛二