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山陽小野田市長コラム(2019年1月4日)

市長の独り言 Vol.20

  

 あけましておめでとうございます。みなさん,平成31年の正月はいかがでしたか? 平成もあとわずかと思うと,いつもとは違う不思議な感覚になります。新たな元号とともに,気分もリフレッシュして前向きに進むためにも,平成の残り4か月を大切に過ごしていきたいと思います。

 さて,2019年度は,第二次総合計画の2年目であり,勝負の1年と考えています。総合計画がスタートした昨年から,シティセールス課を中心に様々な種まきや水やりをしてきましたので,今年は立派な花が咲く「開花のとき」にしなくてはなりません。まずは,スマイルロゴマークと市のイメージカラー「オレンジ」を戦略の軸として,市のイメージアップ,つまり本市の持つ魅力にさらに磨きをかけながら,効果的な情報発信等を通して認知度を高めていきます。もちろん,進め方においては市民のみなさん,企業・団体等のみなさんと歩調を合わせながら,産学公民の多彩な人々が一緒に創り育てていく「協創」による取り組みとします。一人でも多くのみなさんにシビックプライド(市民としての誇り,自負心)を感じていただき,本市が将来にわたって持続可能なまちとなるために,昨年から検討をしてきましたスマイルプランナー(主体的に地域づくりに参画していただく方々の登録)制度を本格的にスタートします。

 また,スマイル(笑顔)の源として,健康であることはとても大切です。超高齢社会といわれる中で,健康寿命の延伸は大きな行政課題の一つになってきます。このため,今年から生涯を通じて心身の健康な状態を維持し,笑顔で年を重ねるための一体的な施策を「スマイルエイジング」と名付け,山口東京理科大学やレノファ山口とも連携を図りながら進めてまいります。今月開催予定の健康フォーラムもその一つになりますが,これらは主役である市民のみなさんがいて初めて成り立つものです。笑顔で年を重ねていくためにも,ぜひとも多くのご参加をお待ちしています。なお,健康とスポーツを融合した取組は,2030年を年限とする,SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)ともリンクするテーマでもあります。日常的に運動する人を増やしながら,みんなが生き生きと暮らせる社会,「健康ご長寿社会」の実現につなげていきたいと考えます。

 今年は2020年の東京オリパラの前年でもあります。既に事前キャンプ地として正式決定している「パラサイクリング」を市民のみなさんにより知っていただき,ともに世界のトップアスリートを力強く応援していきたいと思います。これまでにも小学校等との交流がありましたが,ハンディをもつ選手たちの真摯な取組姿勢は大変勉強になりますし,若い人たちや障がいをかかえる人たちに大きな勇気や希望を与えてくれます。2020年はあくまでも通過点であり,障がい者スポーツの一環として長いおつきあいをしたいと思います。そして,レノファ山口のJ1昇格に向けて,熱い1年にしていきましょう。

 このほかにも産業,福祉,教育,防災など,いずれの分野も重要な事項がたくさんあります。各地域のみなさんが生活しやすい環境整備,いわゆる「住みよい暮らしの創造」を基本理念とする第二次総合計画を着実に進めてまいります。

 本年も市民のみなさんと一緒にまちづくりをしていきたいと思いますので,どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

藤田市長

 

平成31年1月4日

山陽小野田市長
藤田 剛二