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山陽小野田市長コラム(2018年12月1日)

市長の独り言 Vol.19

  

  今年も残り1ヵ月、平成最後の年末となります。30年という平成の時代を振り返ることも多くなると思いますが、私にとっての平成とは、社会人として数々の経験を積むことができた激動の30年でした。来年5月から新たな元号となりますが、日本全体が熱いエネルギーに満ちあふれた、希望のある国になることを期待しています。そして、本市もまた心の底から「スマイルシティ山陽小野田」と言えるよう、市民の皆さんと一緒に協創によるまちづくりを一歩一歩進めてまいります。

 

 まもなく市の10大ニュースも発表されますが、ここでは私にとって特に印象深いものを挙げて、今年を少し振り返ってみましょう。

 まず1月に初の中学生市議会が開催され、市の活性化に向けて中学生議員から様々な質問や提案を受けました。素晴らしい機会を用意していただいた市ふるさとづくり協議会に改めて感謝すると共に、次代を担う彼らの想いに少しでも応えていければと思います。

 4月1日には子育て総合支援センター「スマイルキッズ」がオープンし、多くの皆さんにご利用いただき、概ね好評のようで嬉しい限りです。今後も様々な観点からの子育て支援を充実しながら、もっと住み良いまち、住んでみたいまちにしていきます。

 4月10日に開学記念式を挙行した「山口東京理科大学薬学部」には、全国から優秀な学生さんが入学されました。大学のあるまちという地域特性、そして大学という資源をしっかり活かしたまちづくりを進めてまいります。

 7月7日から51日間開催された「第7回現代ガラス展」には、7,814人のご来場をいただき、改めてガラスの素晴らしさを市内外の方にアピールすることができましたし、8月22日に初めて行った「スマイルシティ1日市長体験」は、中学1年生の皆さんとの貴重な意見交換の場となりました。

 2学期が始まる9月からは、学校給食センターでの給食調理がスタートしました。長年にわたる議論を経ての施設整備でしたが、アレルギーへの対応も含めた子ども達への安心安全な食の提供と、食育の一環を担うことになります。

 今年度、設置をしたシティセールス課を中心に、9月21日には「スマイルロゴマーク」を発表しました。市のイメージカラー「オレンジ」と共に、こうしたサインはこれからのまちづくりの戦略に欠かせない要素となりますし、大盛況だった10月13日の「山口ゆめ花博・山陽小野田市デー」イベントの中で、スマイルロゴマークとオレンジのイメージ戦略を実行に移しました。

 11月18日「第9回SOS健康フェスタ」は、健康づくりはひとづくり・まちづくりのコンセプトで、厚狭地区複合施設を会場として、多くの関係者のご尽力により開催されました。人生100年時代を迎え、健康寿命を延伸するためにも、市民の皆さんと一緒に諸施策に取り組んでまいります。

 そして最後に、11月17日、「レノファ山口FC」は最終戦を見事勝利し、16勝13敗13分、22チーム中8位で2018シーズンを終えました。J1昇格の夢実現に向け、来シーズンも力強く応援していきたいと思っています

 

 さて、来年は、第二次総合計画の2年目であり、今年積み重ねてきた実績と準備をもとに、より大きな成果を出していく年になります。市職員一体となり市民サービス向上に更なる努力をしてまいります。

 また、今年は多くの自然災害が猛威をふるい、災害に対する危機意識が全国的・全国民的に高まった年でした。行政の最重要課題として、安心・安全なまちづくりに最大限の力を注ぎながら、みなさんの大切な生命と財産を守っていきます。あわせて、自助・共助・公助の大切さと連携、「自分の生命は自分が守る」ということの理解と行動もお願いしたいと思います。

 

 気忙しい日々が続く中、事故など十分ご注意いただき、ご自愛くださいますように。

 

 

藤田市長

 

平成30年12月1日

山陽小野田市長
藤田 剛二