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山陽小野田市長コラム(2018年9月1日)

市長の独り言 Vol.16

 

 

 

  8月9日から20日までの10泊12日の日程で、市内中学生8名が親善大使としてオーストラリアの姉妹都市モートンベイ市を訪問しました。1992年に旧小野田市と旧レッドクリフ市との姉妹提携を契機にスタートした海外派遣事業も今年で26回目を迎えます。昨年の8月、姉妹提携25周年を記念したセレモニーが開催され、9月にはサザーランド市長ご夫妻が山陽小野田市に来られましたので、市内各所を案内。様々な意見交換をするなどして交流を深めました。

  中学生にとって今回のホームスティをはじめとした海外での貴重な経験は、必ず自分の成長につながるものと信じています。違いを認め相手を尊重する気持ちがコミュニケーションの基本です。より良き市民となられること、あわせて今回経験したことや感じたことを、ぜひ友達をはじめとした多くの人に語り、共有してほしいと思います。

 

  8月22日、市内在住の中学1年生6名が「スマイルシティ1日市長体験」に参加し、市長の椅子に座ってもらいました。午前中は委嘱状交付式や記念撮影の後、市議会議場見学や模擬庁議、模擬決裁を行い、市長としての仕事を体験した後に、市長室で私とランチミーティング。午後は山口東京理科大学、県立おのだサッカー交流公園などの市内視察、最後に「私が考えるスマイルシティ山陽小野田」を発表してもらいました。山陽小野田市のこれからのまちづくりについて、事前にしっかりと考えをまとめてもらっていたこともあって、大変内容の濃い時間となりました。これからは、若い世代の人たちにとっても魅力あるまちを創ることが大切です。各世代の皆さんとのコミュニケーションを大切にして、子ども達の自由な発想もまちづくりに反映していきたいと思います。

 

 さて、いよいよ9月です。この2学期から市内小中学校の給食(約5,300食)は、新設された「学校給食センター」から届けられます。最新鋭の設備で安心安全をモットーに児童・生徒の皆さんの食生活を力強くサポートしてまいります。特に従来の課題であった、各種アレルギー対策には万全を期す施設となっており、保護者の皆さんにも安心していただけると思います。食べることは、体をつくる基本であり、食育により郷土愛を育むことにもつながっていきます。心身ともに健全な子どもを育てることは社会の責務であり、行政の最も重要な役割のひとつと認識しております。

 

 子どもはまちの宝です。人間の成長には経験と感謝が必要だと思います。勇気を出して行動する。仮にうまくいかなくても、次につなげれば、それはいい経験となり、決して失敗ではありません。そして今ある環境に感謝することが人間を大きく成長させてくれます。子どもたちに、そういう機会を増やしていきたいと思います。そして誰もが主役になれる「スマイルシティ山陽小野田」の一員として、これからも子どもたちを温かく見守っていきたいと考えます。

 

 最後に、7月18日から8月24日にかけて市内11ヶ所で行われた「市政フォーラム」が終了しました。主催団体の各地区の自治会協議会、ふるさとづくり協議会、社会福祉協議会の関係皆様に厚くお礼申し上げます。また、お忙しい時間帯にも関わらず、多くの市民の皆さんにご参加いただき貴重なご意見を頂戴しました。心から感謝申し上げます。これから、第二次総合計画のもと「活力と笑顔あふれるまち スマイルシティ山陽小野田」の実現に向け、市民の皆さんと共に「協創」によるまちづくりを推進してまいりますので、どうぞ宜しくお願いします。

 

 

藤田市長

 

平成30年9月1日

山陽小野田市長
藤田 剛二