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山陽小野田市長コラム(2018年7月10日)

市長の独り言 Vol.14

 

 まず、今回の「平成30年7月豪雨」で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、被害にあわれた皆さんにお見舞いを申し上げますと共に、一日も早い復旧を念願しつつ、本市としてできる限りの支援をしていきたいと思います。

 

 さて、先日来の台風7号や豪雨に対して、本市では住民の安全を考慮し、避難準備・高齢者等避難開始情報や避難勧告、避難指示(緊急)を発表しながら、市民の皆さんの避難を促してきました。

 その間、雨雲の状況や土砂災害警戒状況や今後の予想推移についても注視してきましたが、結果的には梅雨前線の若干の南下もあって、一部土砂崩れや落石、河川の越水や道路の冠水等はあったものの、本市においては大事に至ることなく、今日を迎えています。

 

 近年は、豪雨による浸水害だけでなく、長時間の降雨に伴う土壌雨量の高まりによる土砂災害が警戒され、この危険性が高まった場合に気象台と都道府県が共同で「土砂災害警戒情報」を発表します。先週からの降雨もあってか、今回7月6日(金)の早朝7:25に、本市全域においても土砂災害警戒情報が発表されました。大雨警報も発令されている中、数時間先の最悪の状況を見越して、市内全域に避難勧告(一部では避難指示)を発表しました。

 大きな被害に至らなかったのは、あくまで結果です。市としては、その時々で、市民の安全を守るための最善の策を選択しながら、皆さんへ情報をお伝えしていくことが重要と考えておりますので、その旨、どうぞご理解いただきますよう、お願いいたします。

 

 また、市民の皆さんへの情報伝達については、迅速かつ多重化が重要です。このため、防災ラジオやメール、ホームページやマスコミを通じた情報提供、街宣車による広報とあわせ、自治会長への電話連絡など、様々な手法を駆使していますが、どうぞ、日頃からの備えや地域での連絡網の確認については、今一度ご確認いただければ、と思います。

 

 なお、今回の豪雨等にあたり、ご支援、ご協力を賜りました小野田警察署、宇部・山陽小野田消防局、山陽小野田市消防団、自治会関係者の皆さんや、随時ホットラインで情報提供いただいた下関地方気象台をはじめ、多くの関係者の皆様に改めてお礼申し上げます。

 

 自然災害は避けることは難しい。想定外のことも起こります。それでも、自助・共助・公助の役割を果たす中で「災害に強いまち」をつくり、市民の皆さんを守っていきたいと思います。

 

 

 

藤田市長

 

平成30年7月10日

山陽小野田市長
藤田 剛二